JICA(国際協力機構)の専門家海外赴任前研修の講師

本日の午後は、JICA(国際協力機構)の専門家海外赴任前研修の講師をつとめる。
講義名は、「図解思考」を用いた国際コミュニケーション力の向上」。

今回の受講生は31名。32歳から61歳までの男女。
派遣国は、スリランカアフガニスタン、フィジー、ベトナム、エジプト、フィリピン、セネガルミャンマーパプアニューギニア、チリ、中国、ケニア、ミャンマーマダガスカルボツワナインドネシアエルサルバドルコスタリカパラオ、ガーナ。

指導分野は、地上デジタルテレビ放送移行支援、培養方法指導、栽培、精神保健、災害後の港湾利用、生活改善、教育、総合交通政策、犯罪捜査、灌漑技術、沿岸村落主導型資源管理、種子検査、政策助言、地域間格差是正、飼養管理、防災行政、業務調整。

所属は、中央官庁、大使館、独立行政法人、電力会社、大学、青年海外協力隊政令指定都市、NHK、企業、、、、。

以下、終了後のアンケートから。

  • 外国ではどうしてもコトバの問題に直面します。図を使うことでコミュニケーションがスムーズになる。
  • 実例の間にさまざまな実用的教訓が織り込まれているのが面白かった。
  • 「キーワードにこだわりすぎて詳細な部分を書かない」という自分の癖がよくわかりました。
  • 頭の働きがよくなったと思う。活動の優先順位づけをカウンターパートと行う時に役立つ。
  • 現在の仕事に対する理解度、意識の程度がわかった。
  • 今回の研修のまとめと、自分の組織のバックアップしてこれる人たちに私のミッションを伝えるために使える資料ができた。
  • 私の行く国は文章での表現、暗記教育なので、私が図を描くことでカウンターパートの能力向上になるかもしれない。
  • 赴任国での専門家業務を行うにあたって、非常に役立つと感じた。
  • ディスカションが非常に効果的。赴任国でも利用したい。
  • 自分のすべきことが明確になり、頭の中がすっきりしました。実務に直結する有益なセッションでした。
  • プロジェクトに関する自分の欠点がわかり、とても参考になりました。
  • 専門家のみならず、職員もぜひ受けたらいいと思います。仕事について高所から見直すキッカケになりました。


受講していた山形さんが講義中に描いてくれた似顔絵。似てるかなあ?

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朝は、大学で仕事。本日締め切りの来年度シラバスを完成させ、提出。