3・11から1年。

今日は、「3・11」から一年。たまたま家族がそろって東日本大震災1周年追悼式をテレビで見て、黙祷。

日射しが明るくなってきたので、公園に人が多くなってきた。


葉室麟「蜩ノ記」(祥伝社)。

蜩ノ記

蜩ノ記

直木賞受賞作で評判になっている本だ。
直木賞候補4度を経て、本年ようやく受賞。読んでいる途中だが、淡々とした記述ながら、なかなか読ませる熟練の技の持ち主だ。
葉室麟は、60歳。九州久留米に住む。福岡明善高校、西南学院大学卒業。50歳から創作活動に入り4年でデビュー。
「文春」の「この人の月刊日記」は、直木賞受賞後のドタバタ日記。午前9時から午後7、8時まで仕事の時間だったが、午後9時までになりつつある。「原稿よりも健康」を意識。
この人は藤沢周平の後継者の可能性がある。