- 作者: 福岡伸一
- 出版社/メーカー: 木楽舎
- 発売日: 2011/12/10
- メディア: 単行本
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「生物と無生物の間」(講談社現代新書)、「できそこないの男たち」(光文社新書)など、この人の本はよく読んでいるが、生命の本質を上手に、というより詩的に説明してくれる稀有な学者だ。
- 生命とは何か。、、、、それは動的な平衡となる。、、合成と分解、そして内部と外部とのあいだの物質、エネルギー、情報のやりとり。
- 遺伝子は生命の楽譜にすぎない。
- 構成する要素は、絶え間なく消長、交換、変化しているにもかかわらず、全体として一定のバランス、つまり恒常性が保たれる系
- 要素の結びつきの数がおびただしくあり、相互依存的であり、相互補完的である。
- 文章を解体して、アルファベットにバラしてから、もう一度、自分の文体に書き直すことに似ている。
- この世界のあらゆる要素は、互いに連関し、すべてが一対多の関係でつながりあっている。世界を構成するすべての因子は、互いに他を律し、あるいは相関している。
- 単一の起源から出発した生命が、文法を継承しながらも、文章自体は少しづつ変えていった。その結果として生命の多様性が獲得されていった、ということ。すなわち進化が起こった、
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大学日誌。
夜は、ゼミの4年生たちとの「最後の晩餐」。12名ほど集まった。
実質的に多摩大での初めてのゼミ生なので感慨が深い。18名の在籍の内、就職希望者15名で全員が就職ができた。
公務員が2人(小田原市消防局と関東国税局)、トヨタやBMなどの自動車ディーラー、日本郵政、節電事業、病院事務、娯楽、ホテル、IT、、。
他の3人は大学院進学を目指すものと各種学校入学者となった。彼らとは今後もfacebookでコミュニケーションをとってきたい。