山折哲雄「寺田寅彦 天災と日本人」--慈母と厳父

消えた年金」ならぬ「消えた文章」でがっくり。書いたブログの文章が消えてしまったので、気を取り直して再度書きます。

山折哲雄寺田寅彦 天災と日本人」(角川ソフィア文庫)。
寺田寅彦の名前は受験時代によく見聞きした。試験によく出るのがこの人の文章だったからだ。久しぶりに読むと確かに名文である。
寺田寅彦(1878-1935年)は、高知県出身。東京帝大物理学科を出て東京帝大教授になる。物理学者でもあったが、漱石門下でもあり随筆家、俳人としても著名な人物だ。
寺田寅彦が、地震津波・台風など自然災害の多さを宿命とする日本と日本人について書いた随筆集である。

天災と日本人  寺田寅彦随筆選 (角川ソフィア文庫)

天災と日本人 寺田寅彦随筆選 (角川ソフィア文庫)

  • 「慈母のごとき自然」と「厳父のごとき自然」
  • 「文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向」
  • 「科学的国防の常備軍」-
  • 短歌と俳句は、日本の自然と日本人自身をを雄弁に物語るものだ。日本の風物と日本人の感覚のもっとも身近な目録索引が歳時記。座標軸としての時間と空間を表すものが季題である。

寺田寅彦は、1923年の関東大震災以後は、東大の地震研究所に移って地震の研究に没頭した。寺田もまた関東大震災によってその後の生き方に影響を受けた一人だった。1935年頃にはこの本に収められている「天災と国防」「日本人の自然観」などのエッセイを書いている。

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午前、財団法人日本総合研究所評議員会。(赤坂)
寺島理事長から
・復興構想(宮城)。岩手・福島も
・京浜臨海部におけるライフサイセンス分野の国際戦略総合特区構想(神奈川県・横浜市川崎市)。東大医科研「アジア太平洋版NHI」。3万トンの医療船二隻。フローティング病院。医療大学構想。実中研。5年で3000億円の経済効果。20年で14兆円、雇用は23万人と試算。
三重県四日市コンビナート。バイオリファイナリー(木材・稲わらなどセルロースバイオマスを原料)
4月から一般社団法人に衣替え
・信用力。自由裁量。基本財産の使用(株式。投資、、)

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午後、大学。

  • 秘書と打ち合わせ
  • サポート室の金子さんと打ち合わせ(人事案件・オリエンテーション、、)
  • 豊田先生から入試関係のアイデアを聞く