千日の稽古を鍛となし、万日の稽古を錬となす

  • 千日の稽古を鍛となし、万日の稽古を錬となす。

これは宮本武蔵の「五輪書」にある言葉だ。鍛錬とは千、万の稽古を積み上げることなのだ。
3年で鍛、30年近くで錬、という計算になる。刀造りでは最初の硬さをつくる段階を鍛といい、焼き入れで柔軟性をつけることを錬という。練り(ねり)によって柔軟性を身につけた名刀になる。
鍛錬には、卒業・修了がある修業と、終わりのない修行がある。継続しながら磨いていくのは「修行」だ。
このブログの連続記入も2800日だから7年半になるから、「鍛」の段階。あと20年継続すると「錬」になるということか。

  • 神保町の古本屋で目に留まった本を3冊購入。

16時20分からインターゼミ(社会工学研究会)。その前に学長と打ち合わせ。17世紀オランダ論の図解の修正。

寺島学長講話。

  • テーマ設定、できるだけ視界を広げ独特の意見に収れんさせる。
  • 演繹法(原理原則から事象を解説)。帰納法(具体的事象から共通化を抜出し一般化)。仮説法(ひらめいた仮説を検証)。
  • 問題意識。根性。ものの見方を学べ。以下先週の動きから。
  • 大阪で中央リニア新幹線の決起集会。JR東海。大阪まで1時間。江戸時代は5日。明治21年東海道線18時間52分。昭和4年特急富士10時間52分。昭和9年つばめ8時間。昭和33年こだま6時間50分。昭和39年超特急ひかり4時間。現在2時間半。
  • 参議院で50人の国会議員を含む200人に講演。多目的病院船構想。日本には6852の島。震災時の病院を派遣。中国派コンテナ型のモジュール。1995年の阪神震災から進歩したのは携帯とコンビニ。進歩していないのは住居。コンテナ型のカプセルホテル。トイレと風呂。道の駅に集積しておくとか、、、。
  • エネルギー調査会が週二日。
  • 17世紀オランダ論。脳力のレッスン123「台湾をオランダが支配していた時代」

後半はグループワーク。
私の担当の「震災班」は、震災・道の駅・車社会などのキーワードで来週までに、昨年の論文と多摩大総研の道の駅報告書を読破し、それぞれ一枚のペーパを用意することになった。学生3名、大学院生2名、教員2名のメンバー構成。