立川の「自治大学校」の係長級研修で講義

台風4号が日本縦断。

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午後は立川の自治大学校総務省所管)で講義。

受講生は35歳から49歳までの市町村の係長級職員で、平均年齢は43歳。
北海道4人、東北5人、関東18人、中部17人、近畿7人、中国6人、四国2人、九州・沖縄7人の合計67人。
所属は、企画13人、総務15人、財政・税務7人、環境・保健衛生9人、福祉6人、農林水産2人、商工・観光2人、土木5人、教育5人、議会・選挙2人。
5月8日から7月12日までの2か月以上の長い研修だ。
講師陣は、東大名誉教授の大森先生以下、各大学の行政学関係の教授陣が並んでいる。東大、立教、一橋、慶応、東京工大、岡山大、上智大、国際医療福祉大、西南学院大、自治医大、山梨学院大、釧路公立大、関西学院大、立正大、日大、政策研究大学院、など。

以下、アンケートから。

  • 目からウロコ。図で説明して相手に伝えたいことが十分届いて感動。
  • 自治大の全カリキュラムの中で最も興味深く受講しました。時間の都合上、一部しかお聞きできなくて残念。
  • 翻訳機能を果たすことを身を持って理解した。
  • 議会を身近に感じてもらうのに大変良いツール。特に子供などに。
  • 当市は製造業のまちで、外国人が非常に多いことから図解表現は大変有効な手法であり、ぜひ活用したい。
  • 市長と組織が不在となっていたことにはビックリでした。
  • 市長と市民の存在なくしては語れないはずなのにそれらをまんまと落としてしまってことに驚いた。しらずしらずのうちに上下、命令のような形で作っていることに愕然としました。
  • 関係性が簡単にわかり驚きました。
  • 指導方法も大変「面白くわかりやすい。
  • 中堅職員の研修等で使ってみたい。このような視点は今まで全くなかったので参考になりました。
  • わかりやすさをひしひしと感じました。
  • 課員全員でみる体制としたい。
  • 図示したあとはスラスラと説明できてびっくりしました。

「非常に重要なツール」「「本日の夜は寮で作り直します」「見直すきっかけ」「「職場で実践」「業務改善に活用」「すばらしさを実感」「職員にも勧める」「なるほど」「人事異動の時に非常に役立つ。業務の停滞が起こりにくい」「新入職員にやらせたい」「「組織としての共通の認識を持つのに役立つ」「ごみ処理状況の説明資料の使いたい」、、、。」

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今日の収穫

  • 天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかず(「平治物語」)
  • 玉は琢磨によりて器となる。人は練磨によりて仁となる。いずくの多摩かはじめより光りある、誰人か初心より利なる。必ずみがくべし、すべからく錬るべし。(道元
  • 禍は口より出でて身を破る、福は心より出でて我を飾る(日蓮
  • いずれが勝るとよく思い比べて、第一の事を案じて定めて、その外は思い捨てて、一事を励むべし(吉田兼好
  • 人生五十、功なきを愧ず 花木、春過ぎて夏すでになかばなり 満室の蒼蠅掃えども去り難し 起ちて禅とうを尋ねて清風に臥せん((細川頼之
  • こころ天に架けり地に入り候とも、正路を失うまじく候(宗祇)
  • 少しの間あらば、物の本、文字あるものを懐に入れ、常に人目を忍び見るべし(北条早雲
  • 人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり(武田信玄
  • 兵の利は多きにあらず、ただ死を決するにあるのみ(山中鹿之助
  • 分別は堪忍にあると知るべし(水戸光圀
  • 大丈夫はただ今日一日の用をもって極と為すべし(山鹿素行
  • 五十ばかりより、そろそろ仕上げたるがよきなり(山本常朝「葉隠」)
  • 精神の注ぎ候ところより自然と妙境に入り、至密の上の至密の上をも尽くし候(伊能忠敬
  • 人間(じんかん)自ずから適用の士あり。天下何ぞ為すべき時なからむ(橋本佐内)
  • 事を遂げるものは、愚直でなければならぬ、才走ってはならぬ(勝麟太郎
  • おもしろきこともなき世をおもしろく(高杉晋作
  • 父母に孝に兄弟に友に、夫婦相和し朋友相信じ(教育勅語
  • 死んでしまえば仏様よ、敵も味方もあるものか(清水次郎長
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