「あっ。久恒先生」と言った人が二人--神保町でのハプニング

今日は、ハプニングの多い一日だった。

  • 10時からは、九段の文庫カフェで「グローバル・リーダー」をテーマとしたインタビューを受ける。項目と質問に沿って考えを述べていく。濃い内容に仕上がる予感がする。

  • 少し時間が空いたので神保町を散策。本を数冊買って三省堂のカフェに落ち着くと、隣の席の人から「あっ。久恒先生」と声がかかる。東洋経済新報社の中村さんだった。「知の現場」「知的生産手帳」を手がけてもらった編集者だ。向かい側の人物を紹介していただく。新しい本「開花の人」(資生堂の創業者の伝記)の著者で本日見本を渡しているところだった。


その人は山崎光夫さん。人物の伝記なども手がけている作家だった。人物記念館の旅のことを話すと「塙保己一」「北里柴三郎」「大隈重信」の記念館に行ったことがあるかと質問があり、いずれも訪ねているとお答えした。山崎さんの書いた北里の伝記など私も読んでいる。帰って調べてみると、「サイレント・サウスポー」と「ジェンナーの遺言」で二度直木賞候補にあがっている作家だった。伝記作家という面もある先達なのでいろいろと教えを乞いたいものだ。
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「、、本書執筆の苦労話などをお聞きしていて、ふと横を見ると、お隣の席に多摩大学教授の久恒啓一先生がいらっしゃるではありませんか!
久恒先生は弊社の書籍『知の現場』『知的生産手帳』の著者でもあります。
弊社の大切な著者の先生がカフェで隣り合わせになるなんて、ちょっとびっくり。
久恒先生に山崎先生をご紹介。で記念撮影(左:久恒先生、右:山崎先生)。
本の街・神保町での「!」なできごとでした。」

  • 19時から神保町の学士会館で渡辺幸弘さん主宰のギリークラブのパーティに出席。ここで何人かの友人にもあった。好きな山口の銘酒・獺祭の旭酒造の木下取締役と話をしていて隣の人にも名刺を渡してご挨拶したところ「あっ。久恒先生」と言う。この人は「エービーロード」の編集者だった人だ。JAL時代にこの度雑誌の創刊時に一緒に仕事をしていた人だった。これも奇遇だった。丸山さんは今はリクルートから独立して出版社をやっているとのこと。その他、日経の記者だった杉本さん(日経首都圏印刷顧問)、警察官僚だった山崎さん(全日警専務)、C&Dの藤井社長、マーケッティングアドバイザーの中島さん、パソナフォーチュンの坂口さん、シンク・Dの道下社長らと交歓。


ギリークラブ主宰の渡辺さん。