知研総会。轡田隆史セミナー。

  • NPO法人知的生産の技術研究会の総会。

  冒頭の理事長挨拶。

    • 3・11.シャンシャン総会
    • 組織の年齢。30歳から60歳。
    • 青年期と壮年期が終わり、もうすぐ実年期に入る。
    • 公人(仕事人)のための自己啓発、キャリア開発の組織だった
    • 今後は個人の時代。
    • キケロの老年について。仕事(意欲と勤勉)。肉体(鍛錬と節制)。快楽(欲望に支配されない)。死(青年と共通。成熟の結果)。いかなる老年にしていくか。
    • いよいよ実年。実り多き時代。ライフワーク。
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  • 轡田隆史セミナー

朝日新聞論説委員で、素粒子の筆者など名文で鳴らした記者。
社会部記者。1980年あたりからテレビのキャスター、1999年以降は「ニュースステーション」のコメンテーターも。

    • メディアが本当のことを伝えなくなったという批判。これは社会部と政治部の対立がなくなり、社会部が牙を抜かれた結果。
    • 新聞も企業となった。経営になった。広告の質。取材経費。
    • 機密保全法案(民主党政権時代の法案)は危険。官庁が決める「秘密事項」。
    • 日米地位協定オスプレイの自由飛行は止められない。新聞もテレビも報道しない。
    • アベノミクス。匂いだけかがせて料理が出てこない懸念。
    • コラムの力。
    • 読売新聞。ナベツネ原発推進が社是。大阪社会部黒田。
    • 世論調査の数字がでてから書いている。
    • 政治部記者ではなく、政界部、政局部か。

社会部記者として、そしてリベラルの側からの、総じて嘆き節だった。

終了後、九段の飲み屋で、轡田先生、八木会長、伊藤さん(岡山支部長)、池淵さんと、石川県の日本酒を楽しみながら歓談。

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本日の購入書籍
「開花の人」(山崎光夫)。「日本の名著」(桑原武夫)。「ニュー・インディペンデントの時代が始まる」(津田大介)。「大江戸曲者列伝}(野口武彦)。