専任教員全員との学部長面談を始める

夜、野田一夫名誉学長から一般社団法人創造的復興教育協会(野田先生は理事)の仕事をするように電話で依頼される。事務局から挨拶をうけたが、別途説明があるとのこと。
確か、鈴木寛さんが文科省副大臣時代に手がけたプロジェクトで、日本総研の会議で名前は聞いたことがある。

文科省の資料には「文部科学省と連携して、復興教育に関する情報を共有し、ネットワークを構築するとともに、先進的取組を全国に発信することを目的として活動。創造的復興教育に係る実践事例の情報共有、現地での実証研究、ニュースレターの発行、フォーラムの開催による広報活動等」とある。事務局は仙台の宮城教育大学にある。

何はともあれ、東北と教育に関わることができるのは嬉しいことだ。

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例えば、以下の特徴などを含む、被災地からの特色ある教育実践。このような教育実践は、教育振興基本計画の4つの基本的な方向性と軌を一にするもの。文部科学省としては、こういった先進的取組の成果を収集・抽出して、全国に発信していく。
<創造的復興教育の特徴 例>
大学やNPO、ボランティア、地域住民等の多様な主体による協働型の教育
予測困難な社会の中で、自ら学び考え行動できる力を養う教育(イ社会を生き抜く力の養成)
グローバル社会に対応した、新たな価値を創造・主導するイノベーティブな教育(ロ未来への飛躍を実現する人材の要請)
ITの活用を含む多様な学びの場の確保により、誰でもアクセス可能な教育(ハ学びのセーフティネットの構築)
故郷愛や絆に根ざした、復興を支える地域の人材を生み出す教育(ニ絆づくりと活力

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