宮城大時代に仕えた馬渡尚憲学長の訃報を聞く

午後、大手企業での社員研修に出講。
80名の若いビジネスマンが対象。

夜は、マンションの理事会。
23日に総会を控えており、議案関係の書類の確認が中心。完成したので印刷にかかる。

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宮城大時代に薫陶を受けた馬渡尚憲前宮城大学学長の訃報を聞いた。

初期の混乱を整理し宮城大を軌道に乗せた功績は非常に大きい。そして公立大から公立大学法人への転換をスムーズに成し遂げるという難しい課題をやり遂げた方だ。
馬渡学長には、大学院研究科長、総合情報センター長、学長補佐という役職で、直接指導を受けて4年ほど仕えた。
仕事がものすごく出来る方で、一流の学者は一流の仕事ができるのだと感銘を受けて、尊敬していた。私に期待をかけていただいていたのだが、多摩大への転出の話が出た時にはがっかりされて、申し訳ないことをした。
人柄、学識、に加え、大きな突破力を持っており、当時の宮城大にはまことに得難いリーダーだった。まさに人物だった。
お元気だと聞いていたのだが、急な訃報だった。73歳と若い。

2010年11月22日に訪問したのが最後となった。
http://d.hatena.ne.jp/k-hisatune/20101122