- 作者: 佐高信
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/03/27
- メディア: 単行本
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1995年の村山談話を初めて読んだ。この談話は受け継ぐべき考え方だと思う。
- 「保利書簡」の保利茂。
- 後藤田正晴「日本は腹背に敵を作ってはいけない」
- 「友好の井戸を掘った」松村謙三
- 「寝ていて人を起こすな」
- 小日本主義「石橋湛山」
- 田中王堂「理論は大貨幣にして実行は小貨幣であり、小貨幣にくずせない理論はニセ札にすぎぬ」
- 我が国民が、世界を我が国土として活躍するためには、即ち大日本主義を棄てねばならぬ」
- クリーン三木武夫
- 人間掌握の田中角栄
- 田中フメ「貸した金は忘れなさい。借りた金は絶対に忘れるナ」
- 哲人・大平正芳
- 現在は、未来と過去の緊張したバランスのなかにあるべきで、革命であっても困るし、反動であってもいけない。未来と過去が緊張したバランスのなかにあるよう努めていくのが「健全な保守」というものではなかろうか」
- 会津っぽ・伊東正義
- 辞表というものは、出したり引っ込めたりする「ものではない」
- 「村山談話」の村山富市。1995年8月15日。談話の結びの部分。
- 「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に過ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。敗戦の日から五十周年を迎えた今日、わが国は、深い反省に立ち、独善的なナショナリズムを排し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進し、それを通じて、平和の理念と民主主義を押し広めていかねばなりません。同時に、わが国は、唯一の被爆国としての体験を踏まえて、核兵器の究極の廃絶を目指し、核不拡散体制の強化など、国際的な軍縮を積極的に推進していくことが肝要であります。これこそ、過去に対するつぐないとなり、犠牲となられた方がの御霊を鎮めるゆえんとなると、私は信じております。「杖るは信に如くは莫し」と申します。この記念すべき時にあたり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします」
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- 「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に過ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。敗戦の日から五十周年を迎えた今日、わが国は、深い反省に立ち、独善的なナショナリズムを排し、責任ある国際社会の一員として国際協調を促進し、それを通じて、平和の理念と民主主義を押し広めていかねばなりません。同時に、わが国は、唯一の被爆国としての体験を踏まえて、核兵器の究極の廃絶を目指し、核不拡散体制の強化など、国際的な軍縮を積極的に推進していくことが肝要であります。これこそ、過去に対するつぐないとなり、犠牲となられた方がの御霊を鎮めるゆえんとなると、私は信じております。「杖るは信に如くは莫し」と申します。この記念すべき時にあたり、信義を施政の根幹とすることを内外に表明し、私の誓いの言葉といたします」