北康利「西郷隆盛 命もいらず名もいらず」(WAC)を読了。
- 作者: 北康利
- 出版社/メーカー: ワック
- 発売日: 2013/05/28
- メディア: 単行本
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西郷については、多くのエピソード、接した人たちの人物評、敵を「赦す力」などがこの本に書かれているが、本日は西郷の言葉のみを記すことにした。
- そうなら、気張ってやりもんそ!
- 道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心を以て人を愛するなり。
- 今は日本全国が雨漏りしている時ごわんあど
- 匕首一本あれば片づくことではごわんか、、
- 事大小となく、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用うべからず
- 武士の一言を信ずるのが武士でごわんか。もし反逆したら、また来て討てばよろしい。
- 瓢箪なり
- 恨みは私が引き受けもんそ
- 正道を踏み国をもって斃るるの精神なくば、外国交際は全かるべからず
- しもた!
- おはんらにやった命、おいの身体は差し上げもうそう
- 命もいらず名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るもの也。この仕末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得るられぬ也
- 天は人も我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心を以て人を愛するなり