「自分史フェスティバル2013」で基調講演

江戸東京博物館で開催されたビッグイベント「自分史フェスティバル2013」で冒頭の基調講演を行った。
「自分史」の歴史上最大のイベントであり、21世紀版自分史運動の始まりの日という歴史的な日になると予言しておこう。
「自分史が、日本と世界を変える!」というテーマの基調講演では、「私の経験から」「その収穫」「自分史の位置」「追い風の時代」「自分史の精神」「少壮老へのアドバイス」「締めくくりのメッセージ」「自分から日本と世界へ」という筋立てで話をした。
私にとっても、この15年の活動を「自分史」という切り口でまとめるいい機会になった。

データセクションの橋本大也社長とは、データサイエンティストの話題。オグリビー「ビッグデータに何を学ぶか」。日経。浅野。、、。
日本能率協会マネジメントセンターの池淵さんとは、昼食を食べながら、グローバル・リーダーコースの件。女性のロールモデル高野悦子川喜多かしこ、、。
知的生産の技術研究会・岡山の小玉さんはわざわざ岡山から来ていて、挨拶。お土産をもらった。

始まる前に自分史活用推進協議会を立ち上げた高橋厚人理事事務局長に挨拶。「よくここまでやりましたね」。
仲間の池中女史には関係者を紹介いただく。
講演終了後、自分史活用推進協議会の前田会長からは、「どんどん大きくしていきたいので、協力を」。
印刷会社の社長さんから、「協力を」。

  • パネル出席の旧知のメンバーに楽屋で会う。

橘川幸夫デジタルメディア研究所長とは、実に30年ぶり。
久米繊維工業の久米さんは会長になっていた。墨田区の町興し。
キャリア関係で有名な常見陽平さんとNHKのチーフプロデューサーの星野真澄さんにもご挨拶。プロジェクトX

以下、パネルのキーワード。
橘川さん:1950年生。参加型メディアをやってきた。自伝ライターという新職業。林雄二郎記念館。地域が遺すべき。どう自分を今から書いていくかに関心。バンドをつくる感覚。
久米さん:1963年生。おたくが完走するきっかけを研究。記念館コーナー。
星野さん:1968年生。大事な写真はプリントを。認知症予防。
常見さん:社会への健全な怒り。自己分析の東条は1996年4月の就職ジャーナルから。記録を残しやすい時代。自分史ナビゲーター、自分史シスタンと。女性のロールモデルがいない。普通の人にスポットをあてたい。世界で日本を語れる日本人がいない。

「人物記念館」がポイントになることに確信を持った。写真俳句にも取り組もう。

  • 「書いた人大集合」では、70歳で476ページの自分史「時の贈り物」を書いた女性の話が印象的だった。

自分史は生前葬のつもり。死に切れるように。和らげる効果。光と影。

みんなが真摯に生きている姿がわかる。日本の宝を讃える素晴らしい運動。生き方を考え直す運動。日本人はまだまだ大丈夫だと思った、

勝海舟の五代目の玄孫(やしゃご)・高山みな子さんのスピーチも興味深かった。1962年生。
勝小吉「夢酔独言」。勝海舟「氷川清話」。一種の自分史。命を大事にしていた。江戸の町を救いたかった。下戸。お菓子、もなか、パン、ケーキが好き。お菓子部屋。海舟に関する言い伝えを自分史でまとめてライフワークにしたい。

ブース会場は物凄い熱気。自分史を書きたい人が多いことが改めてわかった。

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大ホールでのプログラム、ミニ講座プログラム、ブース展示と3つに分かれていた。
大ホールでは、映像&トーク「市民ボデオが発信する私」、パネル「自分史の可能性を語る」、トーク「自分史書いた人、作った人大集合」、スピーチ「勝海舟ファミリーヒストリー」などを聞いた。

ミニ講座では、20代から始める自分史講座を覗く。ここでは、こども「僕の!私の!生れた日」ノートづくり、大人「家族がつくる祖父母の自分史」、20代「新しい職・次のステージ!私の仕事の源」などをやっている。

ブース展示は、多彩な出店でにぎわっていた。

マッピング自分史、思い出の写真を本にする、色から読み解く心の自分史、自分史執筆キットのすすめ、1冊から製本できる自分史、大人の終活、楽々自分史マルチブック、自分史大集合、失敗しない自分史づくり、人生はストーリー、家系図をつくってみよう、ンディングノートと終活相談、13歳bのハローワーク公式サイト、「3・11の真実 浪江町 街と人の記憶」、デジタルサイネージで見る「自分史作成キット」、パソコンで自分史など。