「日本史有名人の晩年」(新人物往来社)。
- 作者: 新人物往来社
- 出版社/メーカー: 新人物往来社
- 発売日: 2010/05/07
- メディア: 文庫
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エピソードに興味があり軽く読んでみた。
- 新井白石の「折りたく柴の記」は祖父の時代からの回想を交えてた「自分史」。「日記」も興味深い。
- 歌川広重の代表作「江戸名所百景」は60歳から発表を始めた。没年は62歳。
- 杉田玄白の晩年は恵まれていた。その「九幸」は、太平の世、天下の中心で成長、広い交友、長寿。安定した俸禄、貧しくない、名を知られた、子や孫が多い、壮健。
- 貝原益軒は、69歳という老齢期にのんびり夫婦旅をしながら著作活動を続けていた。80歳からの多くの著作のうち「養生訓」が代表作で死ぬ2か月前にも大著をまとめている。
- 頼山陽は大著「日本政記」を完成してその日に死んでいる。
- 陸奥宗光は外相辞任からの1年3か月の晩年に「けんけん録」をまとめた。
- 児玉源太郎はわずか一晩で亡くなった。
- 渋沢栄一は「グランド・オールド・マン」とアメリカ人から呼ばれた。
- 田中正造が亡くなった時に枕元に残されていた頭陀袋には、「新訳聖書」と手帳、拾った小石3個、これが全財産だった。
「折りたく柴の記」「養生訓」「けんけん録」を読みたい。
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今日も自宅と喫茶で原稿書き。
「決まりきった日課が不可能を可能にする。煉瓦を一つずつ積み上げるような規則正しい生活を続ければ、壮麗な建築物が生まれる。
(井上寿一)」という言葉に背中を押される。
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今日8月15日は68回目の終戦記念日。310万人の日本人が死亡した戦争。