現代の志塾・多摩大学第5回「私の志」小論文コンテスト表彰式を開催

現代の志塾・多摩大学第5回「私の志」小論文コンテスト表彰式を開催。
初年度は353件、1157件、390件、1553件、そして今年度は1600件と最高だった。

最優秀賞:坂口舞「最後が最後であり続けるために」。九州文化学園高校3年。
優秀賞 :谷川春菜「私と考古学」。横浜ふたば高校2年。
優秀賞 :有賀萌「他者と向き合う幸せ」。大妻高校1年。
佳作  :川嶋博子「Working for suffering people」。洗足学園高校2年。
佳作  :村田紗也佳「愛する故郷に想うこと」。柏崎高校2年。
佳作  :岡田万里子「世界への挑戦」。洗足高校2年。
佳作  :吉川香穂「今伝えたい日本の古典芸術」。大妻高校2年。
佳作  :山本里沙「薫る言葉を届けたい」。大妻高校2年。
入選  :森永野乃華「少年犯罪に向き合う」。滝高校1年。
入選  :松葉咲恵「自分を変え小さな革命を起こす」。小笠高校3年。
入選  :大山佳菜「繋ぐマユの糸」。勢多農林高校2年。
入選  :久恒沙希「人間らしさを忘れないで」女子学院高校1年。
入選  :長谷川千春「憧れ」。柏崎高校2年。

今回は、応募総数が最高だっただけでなく、質的にもレベルが高かった。
最優秀賞は、広島(「原爆 広島」で672万件)に比べ影の薄い長崎(422万件)の原爆による遺産をユネスコの「メモリー・オブ・ザ・ワールド」(世界記憶遺産)に登録することを提案し行動に移しているという作品である。広島は原爆ドームという遺構があり世界遺産に登録されている。記憶遺産はデジタル技術に軸足。そして長崎を最後の被爆地にしようという呼びかけで終わっている素晴らしい作品だった。

懇談の中でわかったことだが、夏休みの課題に出して、いい作品だけを応募させている高校も多いようだ。実際にはもっと多くの高校生が「志」をテーマに小論文を書いている。
入試広報との関連で、もっとこのイベントを活用していきたい。

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古川古松軒、1807年(文化4年)11月10日、82歳で逝去。不羈豪放の地理学者。喜界が島から東北、蝦夷まで。「西遊雑記」「東遊雑記」。
松平定信の諮問。武蔵五郡の地理。定信の録を辞退。谷文晁、柴野栗山、近藤重蔵、頼春水、頼山陽、、、。文化元年1804年はロシアのレザノフが来訪した時期。