131122

  • 授業「立志人物論」。本日のテーマは「日本への回帰」。
    • 昨日のリレー講座「日本型グローバル人材の条件」の手持ちの講演メモを見せながら、プレゼンテーションの準備のやり方を説明。
    • 司馬遼太郎を映像を使いながら解説。「戦車兵として参加した太平洋戦争、なぜあんな愚かな戦争を起こしたのか、22歳の自分に向かって作品を書いてきた」、という生前の本人の肉声。そして「40代を費やした書いた「坂の上の雲」の問題意識。明治という国家を創った日本人は、なぜ馬鹿な国民になったのか」という答えを求めて書いたという言葉。梅棹忠夫先生の文化功労者授賞のお祝いの会で司馬を見かけた印象も語ってみた。
    • 梅棹忠夫。その梅棹忠夫との私の所属する知的生産の技術研究会の縁(梅棹先生は顧問)を説明し、過去の先生との交流を通じて得た教えなどをブログ記事を見せながら解説。多くの学生に梅棹の言葉は感銘を与えた。「なんいも知らないことはよいことだ。、、」はもっとも響いていた。
    • 今回で「本物の条件」の7つの全てを解説したことになる。
  • 昼休みは、ラウンジでいつもの金曜日のメンバーと歓談。樋口、菅野、趙。
  • 豊田先生から、データサイエンティスト関係の教員リストをもらう。
  • 九段で学部長・研究科長会議。自己点検中間報告と認証評価までのスケジュール。人事関係。
  • 大学運営会議。学長以下の大学幹部。学園の田村常務も参加。
    • 平成25年度補正予算。引き続き安定的な黒字を達成。
    • 個人情報保護規程の改訂。
    • 経営情報学部報告の中では、前年度対比で10ポイント以上の向上の就職率、高い年内目標を達成の見込みの好調の入試の報告をしておいた。この二つは学部運営のボトムライン。大学通信社の高校進路指導担当教諭アンケートで、「小規模だが評価できる大学」「面倒見が良い大学」「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学」が上位にランクされたことを報告。
    • グローバルスタディーズ学部の話題。観光、ホスピタリティ、、。資源を繋いだプロジェクトの仕掛けを。
    • 私立大学等改革総合支援事業の選定について。申請の内容やチェック方法についての問題があったが、個人的にはいくつか今後の改革に向けて留意すべきポイントもわかった。
      • 「私立大学等経常費補助金、施設費、設備費を一体として重点的に支援する」
      • 「タイプ1:大学教育の質的転換」「タイプ2:地域の発展を重層的に支える大学づくり」「タイプ3:産業界や国内外の大学等と連携した教育研究」。
      • シラバスのチェックやナンバリング実施等を契機として、教育課程の体系性や各科目の内容を再確認するなど、、、積極的な取組を期待したい」。「特にタイプ1に関しては、学生の自修時間の確保をはじめとした大学教育の質的転換・質保証は、大学教育の根幹であるとの認識、、」
  • 自己点検評価委員会。中間報告が承認された。これを土台に本報告を充実させていきたい。