131205

  • 昼休み、来訪者対応。
  • 金先生からカリキュラム改革の進捗を聞く
  • 志賀先生
  • 本日のリレー講座の講師である涌井史郎先生と雑談。東京都市大学環境情報学部教授。「多摩大鳥瞰図絵」を褒めていただいたのをきっかけに鳥瞰図論議。武蔵工大から東京都市大学への名称変更は入試面では成功だったとのこと。多摩学関係では、東急環境浄化財団にCDになったいい資料があるそうだ。多摩に原子炉5基、川崎から横田までの地下鉄、、、。いただいた名刺の裏の英語表記ではTokyo City Universityとなっているが、これは大きい表示だ。国連生物多様性の10年日本委員会委員長代理をつとめている。
  • リレー講座:講師:涌井史郎。
    • 「自然を守れば自然が守ってくれる」(COPのインド)
    • 日本人の克災スピリット。一世代一回の大災害。
    • 人間の欲望-地球温暖化-自然災害・異常気象の増加。
    • 生物多様性が失われつつある。人間は他の生き物のおかげで生きている。
    • 「地球の温度が2度あがると限界に達する。」5年前には0.6度あがった。現在は0・85度アップ。あと1.25°しかない。
    • 地球における生命圏は30キロ。生命がたように賑わっているのはわずか1キロしかない。
    • 木村先生の地球暦。38億年。脊椎動物:11月中旬、人間:12月28日、農業革命:12月31日23時59分、科学技術革命:12月31日23時59分58秒、、。
    • 赤ん坊::32日目:魚類、35日目:両生類、36日目:哺乳類、、。進化のプロセスを踏んでいる。宇宙は共通の法則で生命を誕生させている。
    • 絶滅危惧種は本当は人間。食料・エネルギーの奪い合いの世界だ。
    • 豊かさを深めていくことが大切。環境革命というパラダイム変化。地縁と自然。1980年を境にココロを重視するようになった。
    • 環境革命にふさわしいライフスタイルとは何か。幸福度はアメリカは高齢ほど高い、日本はだんだん下がる。ブラタモリ、ヒューマンスケール。ロハス。地球環境問題への回答は、「緩和と適応」。負荷を技術で軽減することから抑制するという適応へ。
    • 日本の国土は複雑。海竜、山脈、川の角度、、、。美人だが扱いにくい。ここから日本人の知恵が生まれた。いなすという知恵。自然を読み取る力が身についている。自然と共生。武田信玄の信玄堤、スカイツリー(柔軟・木造軸受工法、、)と東京タワー。レジリエンス。日本人は自然復元力でここまできた、そのことを世界に教えていく。
    • 701年の藤原不比等大宝律令から法治国家が始まった。大流域で国を定めた。64カ国。1600万人。その後、中流域で定めた。270−300。。それが藩である。自然の特質が人間の特質に影響を与えている。尾張三河。熊本の加藤清正の白川の氾濫をおさめたやり方。仙台平野の松林、伊達正宗が100年かけてつくった松林、運河の貞山掘、利根川・隅田川を通って江戸へ仙台米を運んだ。6割が仙台米。越前高田の一本松は7万本の松原の象徴。日本の心。山古志村の棚田。
    • 美しい日本の風景には全部理由がある。ハーモナイズされている。日本人の叡智のかたまり。
    • 山は海の恋人。川は仲人。
    • 都市の環境負荷を低減させる。日本の都市は庭園都市。循環型社会。これが自動車の出現でおかしくなった。ヒートアイアランド現象。世界は0.85度上昇だが、東京は2−3度上昇。落語の八五郎の世界をつくる。コンパクト、緑を増やす。東京は環6内を都市に、外側との暮らしが違ってくる。天空の庭、大橋ジャンクションがグリーンジャンクションに。
    • 下山の思想。ライフスタイルの獲得。ぶどうの一粒。人と人間の共生。コミュニティをしっかりさせていく。
    • 祭り:大災害の後。平次の防災訓練だった。江戸の祭り。祇園祭応仁の乱の後にできた。
    • 自助、公助、互助、共助。
    • エコノミーとエコロジーの融合。もともとは一体だった。循環型、共生型のライフスタイル。自然は基盤。
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  • ゼミ。多摩エクセレントカンパニーチーム。
  • 奥山先生からニュータウンの空家活用についての動きを聞く。
  • 諸橋副学長
  • 趙先生