140106

学長年頭訓示から。

  • 多摩大は、実学志向、手作り感。学生と真正面から向き合う、育てる教育をやってきた。
  • 学生の質への失望感を語る人があるが、これは偏差値教育の名残り。人間をみるとき偏差値は100分の1しかない。この4年半で教育に関して手応えも感じている。学生自身の「ホドホド感」の自己認識に自信と希望を与えよう。
  • 教授陣の課題。真面目で誠実であるが、聖ケ丘や湘南に立てこもっているのではないか。現実から隔離してタコツボになっていないか。研究者、教育者、社会活動など、ホドホト感で過ごしていないか。社会科学ををやっている我々は現実の課題に立ち向かわなければならない。課題解決力こそが実学だ。(問題解決学。実学。アジアユーラシアダイナミズム)
  • 学生には、知性とはつながりであること、知識同士のつながった体系的知性を身につけてもらいたい。歴史の脈絡の中でいまどこにいるのか。人類史、日本史、グローバルヒストリー。時間軸と空間軸。こういうことを気づくチャンスを与える。(問題発見。教養)
  • 社会的人間であることを自覚させる。人間としての基軸。ゼミのようなしくみ。個性とまとまり、人へ配慮しながらまとめていく。こういう感覚を磨かせる。(ゼミの多摩大。志教育)
  • 専門性の入口に近づけさせる。
  • 教育の質の向上。手作り感、育てるゼミ中心。基礎力を叩き込む。外に目をむけさせる。アジア。
  • 教員は社会参画や学外活動に連れ出して欲しい。教員としての教育力・研究力・社会活動の力を向上してもらいたい。
  • 大学のビジネスモデル。25周年を機にできるファシリティは多摩市、地域にとって意味のあるものにしたい。シンボリックマネジメント。リ・バイタル。ここに付加価値をつけていく。リレー講座受講者6万人という実績を踏まえ、社会人教育センターという方向感。健康、未病化。知的拠点として再設計。(新ファシリティの名称・内容)
  • 多摩学の進化。リニアと圏央道で多摩は変わる。相模原が焦点になる。多摩大総研を含め相模原をケーススタディ。目玉を洗い出す。フットサルの躍進。多摩のDNAとしての天然理心流をテーマとしたサークルなど。魂の軸、アイデンティティ。(多摩学:インターゼミ。ホームゼミ。プロジェクトゼミ)
  • 数年前の赤字から黒字へ転換し一定の経営基盤ができた。いよいよ攻めの時代へ。個性化がカギ。輪郭をどうつけていくか。学生へのサポート体制、1万人にならんとするOBの引き込み、父母の後援会の充実。こういうものを活かしきる総力体制。しつこく、深めていく。(現代の志塾。大学院・同窓会会。同窓会。後援会、、)

この方針は来年度の事業計画に反映していきたい。

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  • 学長と相談(人事・給与・大学院)
  • 矢内事務長
  • 高野課長
  • 杉田先生(フットサル部)
  • 安田グローバルスタディーズ学部長と懇談。
  • 出原先生
  • 金子先生
  • 金先生(リレー講座)
  • 金先生(