140115

多摩大開学25周年を記念してつくる新ファシリティの地鎮祭が執り行なわれた。

地鎮祭に参列するという経験は初めてなので式の進行を興味深く観察。

参列者は、建築主(田村学園)は田村常務理事・寺島学長以下17名。近隣からは自治会前会長。設計監理(東畑建築事務所)は佐伯常務以下5名。施工(北野建設)は北野社長以下9名。神主は地元の春日神社から。

地鎮祭とは、土木・建築などで基礎工事の前に、その土地の神を祀って工事の無事を祈願する祭儀だ。
修祓の儀。降神の儀。献饌の儀。祝詞奏上。四方祓い。鍬入れの儀(斎鎌。斎鍬。斎鋤)。玉串奏尊。撤饌の儀。昇神の儀。閉式。神酒拝戴。という順番で式が執り行われた。

斎場は斎竹(いみだけ)という葉付きの青竹を四方に立て清浄な神域とし、祭壇はお神酒、大根・茄子・人参などの野菜類、紅白のお餅、など素朴なつくろいで、土地の神様の恵みに感謝していることをあらわしている。
土地の神様が降りるときと昇るときは、神主が「ウオー」という声を発する。

「鍬入れ」は、まず盛砂に対する斎鎌(いみかま)から始まり、3回ほど掛け声とともに設計者が「エイ、エイ、エイ」の3回の掛け声で木製の鎌で刈り取る。次に斎鍬(いみくわ)で施主が鍬を同じく掛け声をかけて木製の鍬を入れる。次に施工者が同じく鋤(すき)を入れる。
玉串は、榊の枝に紙垂を結んだもので、神さまの御霊と参拝者の魂を結ぶもの。二礼・二拍手・一礼。
撤饌は、お供え物の撤収。
昇神は、神を元の御座にお送りする儀式。
最後は、神酒を飲み交わし、喜び合い、互いに助け合うことを誓う。

終了後は、役員室で直会。