名画「invictus」のマンデラと「たいまつ」のむのたけじの言葉

知研の八木会長と知研の今後について意見交換。
昼は、八木さんと家内を交えて聖蹟桜ヶ丘の赤坂飯店で食事。

夜は、マンデラ大統領と南ア・ラグビーワールドカップチームとの交流を描いた名画「INVICTUS」をDVDで見た。
クリント・イーストウッド監督の作品。
アパルトヘイトに打ち勝ち、27年の牢獄生活を終えて大統領に就任するマンデラが恩讐を超えて、国をまとめあげていこうとする強い決意と大きな戦略を感じることができる。その一つが、ラグビーの弱小チームとの交流だ。南アをひとつにするためにこのチームをワールドカップで優勝させる物語である。

赦し、寛大さが最強の武器になる、こういう考えでリーダーとして難局に立ち向かっていくマンデラの姿と言葉に深い感銘を受ける。大きなリーダーの下でそれぞれの分野のリーダーたちが成長していく。それが国を築いていくということだ。
マンデラの語録を読みたい。

                                              • -

むのたけじ「99歳 一日一言」(岩波新書)から。

99歳一日一言 (岩波新書)

99歳一日一言 (岩波新書)

1915年生れ。朝日新聞戦争責任をとる形で退社。秋田県横手市で週刊新聞「たいまつ」を創刊したジャーナリスト。
自分が燃えて人々の心を燃えさせる。自分はとことん燃えて燃え尽きる。それが、たいまつ。
「反骨のジャーナリスト」というのは二重形容だというむのたけじは本当のジャーナリスト。

  • 幸福は去って実感する。
  • 夜明けの歌を歌うだけでは、世の中は明るくならない。生活の現場から暗いものをひとつずつ取り除こう。
  • すぐそばの人に最も心を用いよ。隣人は最大の敵にも最強の友にもなり得る。
  • 仲間は集めるものではない。集まるものだ。
  • 人の仕事は12割の努力で10割が完結する。
  • 若者を友とする老人はよく笑う。老人を友とする若者はよく考える。
  • 脱皮しない蛇は死ぬ。
  • 相手に責任を持たせない。責任はすべて担う。この決意が「愛する」の心棒だ。
  • 自分が燃えて人々の心を燃えさせる。自分はとことん燃えて燃え尽きる。それが、たいまつ。