「立志論」で「修養・鍛錬・研鑚」を講義--大学生の反応はいかに?

先週の「立志論」の講義のテーマは「修養・鍛錬・研鑚」だった。
新渡戸稲造二宮尊徳安岡正篤サトウハチロー野口英世などの偉人を紹介した。
以下、受講生のアンケートから。

新渡戸稲造がどうしてお札になる程有名になったのかがよく分かった。
安岡正篤の言葉に感動した。
二宮尊徳さんの名言が響いた。道徳を忘れた経済は罪悪である。経済を忘れた道徳は、寝言である。」「学問」という知ることの必要性を、今回の動画で強く感じられた。
小泉信三さんは「志を強く持て」という言葉を残しているのを見て、大学の志とあてはまる部分を感じた。
二宮尊徳の「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という言葉は、数年ぶりに目にして懐かしく感じた。二宮尊徳二宮金次郎が同一人物であったことに驚いたことも、思い出した。
・歴史について学べてとても楽しい。
札幌農学校は鍛錬の部分も鍛えられるのだと思った。
・「紳士たれ」クラークさんのこの言葉は印象に残る。
新渡戸稲造の名言集も、心打たれた。
新渡戸稲造のように、みんなに信頼を得るような人材になっていきたいと改めて思った。
・「武士道」で有名な新渡戸稲造について、あまり知らなかった。他の作品も読んでみたいと思った。
安岡正篤は教育者として素晴らしいと思った。新渡戸稲造の価値観は、尊敬できると思った。野口英世は生き方が素晴らしい。自分も、信頼され国際的な人材になれるよう頑張る。
朝倉文夫の「日本人は物を立体的に観察せずに、平面的にばかり見るようになった」が印象に残った。
新渡戸稲造のように学業に専念する人は、今の時代で見ないので衝撃的だった。
新渡戸稲造の問題より実行という言葉が心に響いた。
新渡戸稲造の武士道は読んだことがある。人生読本も読んでみたい。
サトウハチローさんの手がけた曲は知っているのに、名前を憶えていませんでした。
新渡戸稲造の動画に出てきた「自分で自分を律する」という言葉に感銘を受けた。「自律」ができれば、自分の理想に近づくことができるかもしれない
・自分を自分で律するというのは、心に残る言葉でした。今の大学生はそういった事が理解すらできていない人も多いと思った。
野口英世の、人を助けるためにここまで努力できるのは、本当に高い志を持った人だと思った。
野口英世の、母親との話は、驚きと感動をおぼえた。志の思いの強さに驚いた。私も志に強い思いを持ち学びたいです。
野口英世エジソンと仲が良かったことに驚いた。「人類のために生き、人類のために死せり」と言葉に、大きさを感じた。
本多静六の、ずっと給料の1/4を貯金していたのに、寄付したのがすごいと思った。
野口英世の片手が動かなかったことを初めて知った。
新渡戸稲造の「事の成る成らぬは天に任し、自分はひとえにその日その日の務めを全うすれば足る」という言葉に感動した。サトウハチローがアル中、ニコチン中毒だったのは驚いた。それでも長生きして曲を作り続けたからすごいと思った。
・鍛錬が大切だと強く感じた。特に二宮尊徳の言葉は印象に残るものばかりですごく興味が湧いた。
新渡戸稲造の「自分最大の教育者は自分自身である」という言葉は、まさにその通りだと思った。本当の自分と向き合えるのではないか。
・鍛錬という言葉に魅了を感じた。
安岡正篤の言葉の中で、「人間は学び続けなければならない。学ぶことをやめたら、人間でなくなる」という言葉で、学びとは学校などで学ぶことだけではない。ということを感じることができた。
新渡戸稲造さんは貧民や女性教育に熱心だったり、台湾では国父として尊敬され、国連ユニセフの前身となる組織作りをしていることば分かり、すごい偉人だと感じた。
野口英世について知ることができた。
・「千日の稽古を鍛とし万日の稽古を錬となす」(宮本武蔵五輪書宮本武蔵に興味があるので他にも何か情報があれば教えてほしい。
二宮尊徳は日本人の特徴をどのように掴んだのでしょうか。また、新渡戸稲造は「武士道」など基本的な事くらいしか学ばなかったのでゆとり教育の欠点を改めて感じた。ゆとり世代だからと言われないように多くの事を学んでいきたい。と強く思った。
新渡戸稲造は英文を書いて世界的に有名になった。
二宮尊徳が残した「人道は一日怠ればたちまちすたれる」という言葉が印象に残った。解決する方法も分からないままそこで立ち止まったりして怠ると解決できないし、無駄な時間を過ごしてしまうと改めて思う。
野口英世エニアグラムのタイプは3に当てはまるのではと思った。
安岡正篤さんの名言集の中で特に2つ印象に残った。「人間は学び続けなければならない」と「最後まで諦めなかった人間が成功している」。
・人道は一日怠ればそのまま廃れるという言葉を知って、すぐに消えて行く信用やそれを取り戻す難しさを想像した。自分最大の教育者は自分自身であるという言葉を聞いて、過去を振り返り、過ちを思い出し、それをどう改善していくか考えようと思った。
・リレー講座は歴史に関する内容が多くレポートに書きづらかった。
・リレー講座を聞いて、資料に出てきた教科書で勉強してきた中国や韓国人は反日的になるだろう。だから、日本や中国・韓国が協力して正しい事実に基づいた歴史教科書を作るべきではないかと思った。
新渡戸稲造「日本ではなぜ道徳を学ぶのか」グローバル化の波と共に皆が同じでなければならない時代は終わった。不変的な道徳というものはあるのだろうか。
・皆時間を犠牲にして日々努力をしていたことが分かった。私も時間を有効的に活用していきたい。
新渡戸稲造は、クリスチャンとして過ごしていたにも関わらず武士道を大切にしていたことに感動した。
新渡戸稲造の「一日一言」という構想が印象に残った。
・「修養・鍛錬・研鑽」自分最大の教育者は自分自身である。→この言葉に関心を持った。
二宮金次郎二宮尊徳という名前であったことに驚いた。「大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。大事を成さんと欲して小事を怠り、その成り難きを憂いて、成り易きを務めざる者は、小人の常なり。それ小を積めば大となる。」という言葉が心に響いた。この名言を忘れないようにして、小さいことも面倒と思わず取り組みたい。
野口英世の姉の名前が「イヌ」というのに驚いた。
・「なるべく世話役を心掛けよ」「最後まであきらめなかった人が成功する」困っている人を見ると助けたくなるし、自分もそういう立場になったら助けてもらいたいと思う。「最後まであきらめない」という言葉はどんな場面でも考えさせられる言葉だと思う。
・実行できれば堅実な人格が出来上がりそうな思想を持つ人が多かった。
・物体を立体的にとらえるか平面的にとらえるかで他と違った感じ方をする。それぞれの捉え方で、その人の、印象や特徴が変わるものだと気づいた。
野口英世が有名な理由が分かった。新渡戸稲造の武士道が英訳から始めたのが意外だった。
野口英世エジソンと友達だと知り驚いた。
新渡戸稲造の本は読んだことがある。日本の魂の源が、今の日本にあてはまるのかが気になった。
・毎回この講義で感じることは、歴史に学ぶということ。先人の言葉に必ずヒントがあると思った。安岡正篤の記念館が自分の出身地の近くにあるのを今まで知らなかった。学ぼうと思えばネットでも何にでもすぐ近くに沢山学べるものがあると知った。
新渡戸稲造さんの動画から、宗教も大切だと思った。心を教育してくれるものだと感じた。今後は私自身も心を鍛えられる何かを探したいと思います。
・修養・鍛錬・研鑽を大切に、一日一日成長していこうと思います。
・リレー講座が自分にとって良かった。歴史が好きなので、自分のものにできたと思った。
・リレー講座で、中・韓・朝の関係を図で説明していたので、字だけより分かり易かった。
「人生が偉大であるほど立派な環境をつくる」というのは、歴代の名を残してきた偉人皆に言えることだと思った。「大事を成さんと欲する者はまず小事を務むべし」から、地道ながらも進むことが、志への近道なのではないかと思った。
・積み重ねていくことが大事だと思った。
野口英世新渡戸稲造に興味が湧いた。
新渡戸稲造の決心してからの行動力がすごい。修養・鍛錬・研鑽に対する考え方がしっかりしていた。
新渡戸稲造の「終生の業は、その日その日の義務を完了するより外ならない」という言葉が印象に残った。誰にも簡単には真似できないだろうと感銘を受けた。
新渡戸稲造は昔の五千円札に描かれていたことは知っていたが、何をやった人なのかは知らなかった。
野口英世の「忍耐、正直は最良の策である。忍耐は苦しいがその実は甘い」共感できる。
・映像の続きは、家でまた観たいと思います。
安岡正篤の言葉が心に響き、元気をもらいました。
・人の行事はやはりその人の知識や道徳と志に関わっている。人生での学ぶのは志であり、志があれば完全な人である。志が未成熟であれば人間と言えないでしょう。自分は突き詰めたところ、何になるかといえば、自分は自分になる。
・学歴や昔がどうとか関係ないと感じた。
・日本の道徳は武士道から来ている。奥が深いと思った。私は女性であるけれど、日本人である限り武士道の作法を大切にしていきたいと思った。
・自分で自分を教育するのが良い言葉であると思った。研鑽の大切さを感じることができた。「最後まであきらめない人が成功する」という言葉が胸に響いた。
安岡正篤の「人々の楽しみの後に自分は楽しめ。」という名言が心に残った。自分中心ではなく人々の事を考えないと出てこない名言だと感じた。
・自分が最大の教育である。
安岡正篤さんの「なるべく人の世話役を心掛けよ。そして報を望むな求むるな」という言葉を聞いて、自分はまだまだだなと思った。
・「最後まであきらめない人が成功している」まさにその通りだと感じた。この言葉を、今後の就職活動などに活かしていきたい。
・偉人は若いうちからたくさんの経験をしているのだと分かった。
野口英世は、顕微鏡をのぞきながら寝て、目に顕微鏡のアトがついたりもしていたのでしょうか。
・一生の生活を大事にすることが大事だと思う。
・朝倉さんの考え方は素晴らしいと思う。新渡戸稲造は、価値観が人として尊敬できる。
・修練・鍛錬・研鑽など、今ではすっかり聞かなくなった言葉の数々ではあるが、これらを怠らないのが本来の我々日本人の在り方であると思う。
新渡戸稲造の「武士道」を読んでみたい。
安岡正篤は、良い事を言っている。人間は学び続けなければならない。あきらめない精神が大事ということを改めて学んだ。
・リレー講座では、様々な視点からアジアの歴史を学ぶことができた。
・人生は学ぶことをやめたら、もう人間ではなく。この格言を読んで、続けて勉強していきます。リレー講座を聞いて、南京大虐殺と毒ガス、細菌戦。国によって歴史館はそれぞれが違う。中国は子供たちが勉強している日中歴史は、日本に対して侵害歴史結構多いです。でも、日本に恨みを抱いている人は多くないです。過去の事情も歴史だから、私たちは心より希望を持って、日中関係良くなれるように未来に向かうということが願望。
・研鑽できる物を早く見つけて人生豊かにしたい。リレー講座は、歴史が好きな私にとってとても勉強になった。

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会議終了後、夕刻から出版関係の企画の打ち合わせ。
多摩大・図解アルチザンの利根川さん、新部さんが参加。面白いプロジェクトにになる。