東大寺での全国戦略経営塾に参加。

再び東大寺
二月堂を見学。別名観音堂。

三月堂。別名法華堂。
本尊を護る四天王。多聞天(毘沙門天。よく聞く者。法を知る。情報、本質)。広目天(千里眼)。増長天(成長、増大した者。進化)。持国天(武将姿。現場で闘う)。
この内、多聞天広目天のレプリカを自分のために購入。

手向山八幡宮
宇佐神宮御分霊の第一の八幡。

三月堂の前の喫茶店から声がかかる。
寺島実郎学長と高野課長がいた。北陸電力の新木相談役が一緒にいる。お茶とお菓子をご馳走になり少し話をした。新木さんから日本航空の二代目柳田社長の話が出た。気の大家だったらしい。

歩きながら学長とある案件の擦り合わせ。

東大寺ミュージアム
全国戦略経営塾の総会。塾長は寺島実郎。北海道、東京、三重、広島、等の中堅企業の経営者たちが集合。知り合いも何人かいる。

まず最初に大仏殿の見学。この大仏殿は世界最大の木造建築。ドーム形式。屋根の鴟尾は水に関係、雨を降らす、火災予防のためだそうだ。
法が本質。それは情報、データベースである。宇宙の全ての営みは、であり、受け手の大きさで決まる。須弥山の高沢付き往復の距離と同じ、つまり宇宙を表している。小宇宙の中には千の宇宙があり、千の小宇宙が集まって中宇宙、その中宇宙が千集まって大いなる仏の世界になる。宇宙はこのように入れ子状態になっている。
極楽のジオラマ。極楽をイメージする。ビジュアライゼーション。瞑想力を鍛える。死に際にその夢を見ながら死んでいけるように想像しておけるようにするために極楽のジオラマをつくっている。もともとならと言う地名はサンスクリット語で世界を表している。
以上が世界の構造である。すべては因果律と言う考えが仏教の根底にある。過去、現在、未来。今生きている自分のDNAには過去がすべて込められている。自分1人の人生では無い。
大仏の裏側を回りながら説明を聞いた。
以前、ダライラマの本を読んだことがあるが現在の科学で証明できたものが既に仏教の教えの中にあって驚いたことがある。再度ダライダマを読むことにしたい。

東大寺ミュージアムに戻る。
最初は東大寺執事長、大仏殿院主である平岡先生の講義。テーマは江戸時代の大仏殿再建物語。
大仏の修復と大仏殿の建立に功績のあった人たちの名前だけを記しておく。
重源。
公慶上人。大仏は天下の大仏にして吾が大仏にあらず。
隆光大僧正。
桂昌院。綱吉の母。好学将軍に育てた。
徳川綱吉。生類憐の令は福祉政策。
荻原重秀。デフレからの脱却。検地、佐渡金山、貨幣の改鋳、、。
三大災害:1703年元禄地震、1707年宝永大地震(南海大地震)、49日後の宝永の富士山大噴火。

寺島実郎塾長の講義。
平岡執事長の父上との長い縁。観自在。東洋的見方。主客未分化。全体知。観音力。聞光力。進化とは驚きを覚える力。つながり。生命科学0。1.06パーセントの差。ズーデンドルフの「the gap」。アフリカの巨大な森。生命の誕生巨大感染症。5,300年前のアイスマンから2500年前のブッダ孔子、そしてキリストの間に何があったか。上位価値への気づき。自灯明。法灯明。利他。近代への問いかけ。Global history。儒学国学蘭学。朝鮮、中国、琉球。家康という男の底知れぬ思慮深さ。中国、朝鮮、琉球との米の取り方。被写界深度を深くとる。
今の日本。貧困化の進行。勤労者可処分所得。家計消費構造の変化。日本人は学ばなくなった。アクティブでなくなった。内向きの日本、右傾化数24という時代の空気大きく影響を与えている。浩然の気。なぜ沖縄独立をしなかったか。平和国家日本への共鳴。アメリカの思惑。カタルーニャスコットランド、沖縄。沖縄問題の解決は21世紀回の日本の試金石。この5年間で変化あり。沖縄の意思が変わった。アメリカも変わりつつある。日本の戦争に巻き込まれたくない。パラダイムの変化。常識に帰ること。まっとうな独立国へ。

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名言の暦 4月13日

没。

  • 後藤新平1929年
    • カネを残すのは下、事業を残すのは中、人を残すのは上。
    • 妄想するよりは活動せよ。疑惑するよりは活動せよ。説話するよりは活動せよ。
    • 人のお世話にならぬよう、人のお世話をするよう、そして報いを求めぬよう。
  • 西掘栄三郎1989年:石橋を叩いて安全を確認してから決心しようと思ったら、おそらく永久に石橋は渡れまい。やると決めて、どうしたらできるのかを調査せよ。


誕。

  • トマス・ジェファ-ソン
    • たった一人の勇気を持った者が時代をつくっていく。
    • 自分が何者であるか知りたいか?尋ねてはいけない。行動だ!行動が君を描きだし、そして明らかにする。