ヘミングウェイ「キリマンジェロの雪」

ヘミングウェイ「キリマンジェロの雪」を読了。

27歳「陽はまた昇る」、「30歳「武器よさらば」、41歳「誰がために鐘は鳴る」、53歳「老人と海」などの世界的名作をものしたヘミングウェイは伝説に満ちた存在だ。
61歳で猟銃自殺を遂げるまでの波乱万丈の人生を送り、その体験をもとに多くの名作を発表した。

キリマンジャロの雪 (角川文庫)

キリマンジャロの雪 (角川文庫)

この作家の文体は「ハードボイルドスタイル」と呼ばれて、後の作家たちに大きな影響を与えた。では、ハードボイルドスタイルとは何か?

「非情のスタイル」
「修飾語を極度に削った文章」
「人間の行為を即物的に描いて、主人公の感動を説明する修飾語をほとんど使わない」
「抒情性を排した文体」
「修飾語よりも具体物のイメージにたよる簡潔非情な文体」

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今日は、休養しながら教養を高める日。
そして連休の計画を立てた日。

原武史「皇后考」
林真理子「ミカドの淑女」
須田桃子「捏造の科学者」
ラングミュアー、ブロッカー「生命の惑星」
出久根達郎「人生案内」
鳥越皓之「沖縄ハワイ移民一世の記録」(中公)
琉球王国の滅亡とハワイ移民」(吉川弘文館
宮里「アメリカの沖縄政策」(ニライ社)
ペリー「日本遠征記」
大江健三郎沖縄ノート
カプラン「地政学の逆襲」(朝日)
「家康の謎」
チャンドラー「ロング・グッド・バイ
「とこトン人生96年」
司馬遼太郎「覇王の家」
「現実を生きるサル 空想を語るヒト」
気まぐれコンセプト クロニクル」
新渡戸稲造「世渡りの道」
荻阪哲雄「リーダーの言葉が届かない10の理由」

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名言の暦 4月26日。

忌日

  • 堤康次郎:人のやらぬこと、人のやれぬことのみをやった。

誕生日

  • シェークスピア:金は借りてもならず、貸してもならない。 貸せば金を失うし、友も失う。 借りれば倹約が馬鹿らしくなる。
  • 飯田蛇笏1885:誰彼もあらず一天自尊の秋
  • 越後正一1901:名を成すは常に困窮のときにあり、事の破るるの多くは得意のときにあり