童門冬二「なぜ一流ほど歴史を学ぶのか」

童門冬二「なぜ一流ほど歴史を学ぶのか」(青春新書)を読了。

軽い新書なので気安く拾い読み。

  • 飛耳長目。
  • 自分の歴史観。歴史の氷を溶かして、自分の生き方に役立たせる。自分が生きる道しるべ。同時代を生きるという実感。
  • 山川出版社「県の歴史」シリーズと「県の歴史散歩」シリーズ。イモヅル式歴史探究。
  • 自分の生き方を後押ししてくれるような知識を得て、パワーを得る。
  • 現役時代にやりたくてもやれなかったことに専念。
  • 新井白石は、歴史と経済。自伝「折たく柴の記」。
  • 海の果ては空と海がくっついている。天孫降臨は海の彼方からどこかの民族が船に乗ってやってきたのだ。それが空から下ったように見えた。
  • 起承転転。
  • 恕。相手の立場に立ってものを考えるやさしさと思いやり。
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名言の暦 4月28日
命日

  • 左甚五郎:たのしみは貧しさにあり梅の花
  • 中里介山1944:人間が苦労しなければならないこと、苦労した人間に光のあるというのは、つまりこの慢心の灰汁(あく)がぬけているからである。苦労なんていうものは人生にない方がよいのかも知れないが、それをしないと人間が増長して浅薄になる。苦労も人生の一つの必要である。
  • 賀屋興宣1977:ちょ・・・・。ナチと一緒に挙国一致して超党派的に侵略戦争を立てたと言うんだろう?そんなワケない。軍部は突っ走ると言い、政治家は困ると言い、北だ南だと国内はガタガタで、ろくに計画も立てずに戦争になっちゃったんだ。それを共同謀議とは・・・・お恥ずかしいぐらいだよ。

誕生日

  • 島津斉彬1809:西洋人も人なり、佐賀人も人なり、薩摩人も人なり、くじけずに研究せよ。
  • 東郷清児1897:
  • 佐伯祐三1898
  • 藤田喬平1921
    • 作家というのは本当は六十からが勝負。自分の持ち味が出せるようになるんだ。若いうちは自己主張が強くなるが人間を積み重ねることによって力を抜けるようになる。手を抜いているようで手を抜かない、これが出来ないと、、。
    • 趣味なんか持ってたら、仕事なんかできないよ。