第1回自分史活用アドバイザー総会

明日の「自分史フェスティバル2015」の前夜に開催された「第1回自分史活用アドバイザー総会」とその後の懇親会に出席。16時から20時まで。
場所は大井町きゅりあん(品川区立総合区民会館)。

5年目を迎えた自分史活用推進協議会が認定した「自分史活用アドバイザー」が全国で300名ほどになっている。その初めてのアドバイザー総会だ。

私は協議会の名誉顧問を仰せつかっていて、2013年の自分史フェスティバルでは「自分史が、日本と世界を変える」とうテーマでの基調講演、2014年は「自分史オンステージ書籍部門」のコメンテーターをつとめている。

このイベントは、事務局長の高橋誠さんが会場にいる今まで出会った人々を紹介し、その人が30秒で自分のことを説明しながら、全員で分史活用推進協議会の歴史を創っていくというこの組織らしい面白い趣向だった。

私はこの中で、10分ほどの時間でミニスピーチ。人生鳥瞰図・新孔子の人生訓・豊かさとは自由の拡大・本物の受条件という資料を一枚紙の裏表に印刷してスピーチの材料に使った。戦後70年と歴史認識などの話の後に、「外的世界の拡大と内的世界の深化、そのプロセスを描くのが自分史」という私の考えを最後に述べた。

途中で、同じく名誉顧問の橘川幸夫さんもミニスピーチ。新しいモノを取り込みながら生きてきた団塊世代とそれより10歳ほど上の世代には大きな断絶がある、という話。

自分史活用アドバイザー:協議会の主催する講座を受けて認定される。
自分史活用マスター:アドバイザーで協議会の認定を受けて自分で自分史講座を開催できる。
自分史活用マイスター:特定の分野の自分史スペシャリストとして表彰認定される。

浜松、岡山、宮城、大分、、など支部も次々に結成されている。
私が長年やってきた知研に似ている。知研の支部とつなげるのもいいかもしれない。

自分史の多様な広がり(文章・写真・映像。終活・エンディングノート。葬儀社・医療従事者。、、、)と地域活性化の新しい切り口となると改めて感じいった。
組織や集団は、その目的と、そこに集う人々の質がすべてだ。そういう意味で、自分史フェスティバルを支える人たちの真面目さが大きな財産である。彼らを中心に多くの人々が集まってくるだろうと思う。

懇親会では、浜松と名古屋の人たちと仲良くなった。藤野さん、大庭さん、前田さん、古川さん、立松さん、、、。
宮城で親しかった新出さんのお嬢さん、矢本小学校の校長時代に講演でお世話になった千葉さんらとも挨拶。