151010

  • インターゼミ
    • 学長と打ちあわせ
    • 教授陣
      • 中庭先生:飛騨高山のゲストハウス体験。民泊。2900円。6畳6ベッド。八王子。
      • 河野先生:北イタリア視察:国は破たん寸前だが、地方は強い。1500の地方は産地の特色あり、世界を相手。15人以下の中小企業が多い。メイドインイタリアのブランド戦略。シルクのコモ湖、靴のベラーシオ、パドマ、、。ルーマニア、トルコへ工場移転。イタリアは洲が徴税権など三権を持つ。鯖江のメガネが5倍の価格。日本は下請け。日本はバラバラでクラスターになっていない。
      • 久保田先生:UBER体験。海外客。羽田空港まで6000円。
    • 院生・学生
      • 追分さん:ロサンゼルスのリトル東京のモール・プロジェクト。日本文化の発信拠点。日系人とのコラボ・日本民族の繫栄・日米の架け橋。新しいビジネスモデル。
    • 学長講話
      • TPP:環太平洋の自由化のスキーム。FTA(自由貿易協定)はユダヤ人の発明。1985年の米・イスラエルが最初、1991年には米・カナダ。1992年にはメキシコを加えた北米自由貿易協定。当時の日本の通産省バイ(2国)からマルチ(多国間)の流れという認識でWTOに傾斜。自分は日米自由貿易協定を提言していた。またバイもマルチもという意見だった。ところが二国間協定の流れになってきた。日本は遅れたためEPA(包括的経済連携)という言葉を使って巻き返しに入った。現在、15カ国とEPAを結んでいる。TPP参加国のうち7か国とは二国間協定を締結済)。ところがアメリカは2102年に冠国とFTAを結び、それで打ち切った。日本は実質的な日米自由貿易協定であるTPPに入らざるを得なくなった。
      • 2013年時点で、TPP参加によって3.2兆円のGDP押し上げ効果との試算。自動車関税2.5%で韓国に押されている。「大筋合意」との説明だが、2.5%は20年続くことになったし、400品目の自由化で39%の食糧自給率はこのままでは30%を切ることになる。コメの自由化のミニマムアクセスでは現在77トンに加え、米豪から7.84トンが加わり、計85万トンの輸入米となる。これをどうするのか。ODAで途上国にという案まで。疲労困憊による合意。
      • 韓国は大統領府は産業界に「農業を支えよ」という指示をだしている。工業界の技術・人材・資金を使ってバイオ農業などに。今頃政府は総合対策などと言っているが10年遅い。産業と農業の連携が必要だ。日本の「食」を支えて、むしろ自給率を上げるような方向へ。
      • クリントン次期大統領候補が反対と意思表示するなど不透明。複雑骨折。
      • 貿易立国の日本にとって貿易のルールづくりはサバイバルファクターだ。
      • 17世紀オランダ論:ピュータン革命から名誉革命まで:エリザベス1世の父・ヘンリー8世の我儘と自堕落によって英国の宗教史が変わってしまった。6人の妻。アン・ブーリンと再婚するためにカソリックからプロテスタントに改宗して、英国国教会をつくった。アン・ブーリンを処刑しエリザベスの王位継承権をはく奪。6番目の妻が王位継承権を戻した。ところがこのヘンリー8世やダイアナ妃が人気がある。



  • 蕎麦屋
    • GIN総研の宮崎君と懇談。
    • 途中で中庭先生が加わり地域活性化の方針の説明を聞く。
    • 高野課長参加。

「名言の暦」10月10日
命日

  • 桂太郎1913:一日に十里の路を行くよりも、十日に十里行くぞ楽しき
  • 高村光雲1934:芸術というものは、時には嘘でもよいのだ。その嘘を承知の上で作った方がかえって本当に見えるんだ。
  • 中村元1999:常識を常に疑っているんです。みんながそうだと言っていることは、本当にそうだろうかと、その奥を考えたくなる。

生誕

  • ヒュー・ミラー1802:私が唯一正しい教えを受けたのは、世間という学校である。そこでは艱難辛苦という厳格で高貴な教師にめぐりあった。
  • ヴェルディ1813:源へ戻ろう、新しい力を汲み上げるため。
  • エマーソン1906:あなた自身を主張せよ。決して人真似するな。あなたの生まれながらの才能を、全生涯かけて蓄積してきた力とともに一度に発揮しよう。だが人の才能の受け売りは、一時的な中途半端なものでしかない。各人がどこまでも能力を発揮できるかは、神のみが知っている。
  • 羽仁進1928: