日本酒の学校・神田和泉屋学園の大「謝恩会」

神田和泉屋学園「謝恩会」が神田明神で開催された。

天下の銘酒だけを販売する小売の酒屋・神田和泉屋が閉店した。
アル中学(アルコール高校)・アル高校・アル大学、ワイン科、お惣菜科というコースの揃った神田和泉屋学園も閉校となった。
この酒屋とはJAL時代から深い縁を持つことになった。シンセサイザー富田勲先生と一緒にJALのファーストクラスに大吟醸酒を搭載する思い出深いプロジェクトをやったことから、私もアル中・アル高(9期)・アル大と、学力は身についてはいないが、日本酒の学歴だけは高くなった。

ここで学んだ同窓生たちの謝恩会には、170名の参加があった。
横田夫妻の人柄への敬愛と、日本酒の世界を堪能させてくれた感謝の宴だ。

横田夫妻、同期たちと旧交をあたためた。
同期の幹事長的役割の加藤さん、同じく弁護士の難波さん、ルートインジャパンの増元さん、武蔵野書院の前田院主、東レ・デュポンの大谷さんらと名刺交換。

27年間の神田和泉屋学園で育った日本酒愛好家は2000人を超えるまでになった。
この愛好家たちがすぐれた日本酒を飲み、酒蔵を育てたということだ。
人に与えた影響力が人の価値を決めると思うが、横田夫妻の功績は偉大だと改めて感じる日となった。

この謝恩会は横田達之・紀代子著「横田達之 お酒の話  日本酒言いたい放題」(武蔵野書院)の出版記念会を兼ねている。
冒頭の挨拶は、富田勲先生の言葉。
日本酒に関する私のバイブルにしたい本である。

横田達之お酒の話-日本酒言いたい放題

横田達之お酒の話-日本酒言いたい放題

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帰りに、文庫カフェの樋口ゼミの企画に顔を出す。
「ギター界のプリンス松尾俊介が渾身のバッハを演奏する」。
樋口先生、バートル夫妻とお子さん、趙先生。

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「名言の暦」11月7日。
命日

  • 田中久重1881:知識は失敗より学ぶ。事を成就するには、志があり、忍耐があり、勇気があり、失敗があり、その後に、成就があるのである
  • 川田小一郎1896:
  • 奥村綱雄1972:会長ほど難しい仕事はない。だいたい仕事を抱えるのは容易であり、仕事を離れるのは難しい。忙しい忙しいといえるのは結構な話で、仕事から浮いてしかも仕事をつかんでいることはなかなか凡人には無理なことである。だがこの難しさをやってのけなければ、本当の会長にはなれぬ。
  • 筑紫哲也2008:私はガンを患っています。ガンに侵されると、本来使うべき栄養やエネルギーがガンと闘うためにそこに取られてしまう。本来人間が生きていくためのそれに向かなくなる。この国は、一言で言えばガンに罹(かか)っているのです

生誕

  • マリー・キュリー1867:私達はただ一つの事、ただ一つの夢に生きました。
  • 久保田万太郎1889:人間、馬鹿は構いません。だが、義理を知らないのはいけません。