三菱リージョナルジェット(MRJ)が初飛行

三菱リージョナルジェット(MRJ)が初飛行。

1962年の初飛行から1973年で生産を終了した名機YS−11以来の国産旅客機。
2002年の経済産業省の小型ジェット機構想に積極的に取り組んだ三菱重工業
2008年に三菱航空機を設立。
現時点で400機を受注。座席数70のMRJ-70と座席数90のMRJ-90。
ANA25機(2017年4-6月)、JAL32機(2021年)。
炭素素材などの導入で燃費は2割向上。拠点空港と地方空港を結ぶ。
YS-11は販売で失敗したので、今回はボーイングなどと提携している。
4000機の需要の半分を獲得する計画で、このクラスのトップを目指している。

裾野は自動車よりもさらに広く、自動車産業に過度に依存した日本の次の大型産業に育つ可能性があるプロジェクトだ。
英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は「『三菱』という航空業界の伝説的な名前が大空に帰ってきた」「零戦を製造した三菱が市場に参入することで、国産旅客機を復活させるという日本の長年の夢が現実となった」と書いている。

初期の構想から13年、事業化を決定してから8年で、このような有望産業が出現する。
事業構想が重要なポイントになる。

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1918年の本日、第一次世界大戦が終了。フランスのコンピエーニュの森において、ドイツは連合国との休戦協定に調印。4年3カ月の戦闘、850万人の兵士の戦死、2200万人が負傷、民間人の犠牲者は660万人。

「名言の暦」11月11日
命日

  • 渋沢栄一1931
    • 有望な仕事があるが資本がなくて困るという人がいる。だが、これは愚痴でしかない。その仕事が真に有望で、かつその人が真に信用ある人なら資金ができぬはずがない。
    • 限りない資本を活用する資格とは何であるか。それは信用である。
    • 正しい道徳の冨でなければ、その富を永続することができぬ。
  • 長谷川如是閑1969:戦争の前は憤怒なり、戦争の中は悲惨なり、戦争の後は滑稽なり。
  • 宇井純2006:もし人が生涯にたった一つでいい本当に良かれと思う選択をしてくれたならこの社会はきっと変わるはずだ

生誕

  • ドストエフスキー1821:家庭の不幸はどんなときでも、一つだけではすまないものである。
  • 鈴木大拙1870:死を恐れるのは、やりたい仕事を持たないからだ。やりがいのある、興味ある仕事に没頭し続ければ死など考えているヒマがない。死が追ってくるより先へ先へと仕事を続ければよいのである…
  • 辻村寿三郎1933:創造的な活動とは、自分だけの驚きの体験を、創作家の智恵を通して、人々の驚きにまで進めていくこととも言えるのではないでしょうか