ヘミングウェイは習慣の人だった。

アーネスト・ヘミングウェイへのインタビューから。

ヘミングウェイは立って書く。木製の書見台。いつも鉛筆から始める。日々の進捗具合を自分を甘やかさないように大きな表に記載。日々の文字生産量を記す。習慣の人間。自分の芸術に身を捧げている。自ら課した規律の奴隷。正午まで仕事、終わるとプールで半マイル泳ぐのが日課。

  • 毎日、書き終えていたところまでをまず書き直す。
  • 始めることさえできれば、あとは大丈夫。活力はやってくる。
  • 経済的な安心は、いろんな悩みから解放してくれる。
  • 定期的に汲みあげるのがいい。
  • 時間を無駄につかうと、とても許されない罪を犯したような気持ちになったりする。
  • いつも本を読んでいる---あるものをありったけ。せっせと補充している。こっちの貯えがなくならないように。
  • なんだって、動き始めると、変わるんだよ。
  • 自分の最高のものを書こうとしているだけだ。ときどき運よく自分の力以上のものが欠けたりする。
  • 自分がなにをしているのかを承知している人間は、頭が働くかぎり、働くべきだ。
  • 書くのがつらくなると、ときどき読んで、自分を元気づけるんだ。
  • タイトルは最後に決まる。
  • 作家は、まともなやつなら、描写なんかしない。作りだすんだよ。
  • 創造力で何かを作る。、、それに命を吹きこみ、うまくやれたら、永遠の命を与えることになる。だから、書くんだよ。
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橘川さんと今年の「回顧と展望」。

  • 新宿3丁目の「らんぶる」
  • 新宿の飲み屋「池林坊」
  • 新宿ゴールデン街のバー「ひしょう」

「名言の暦」12月16日
命日

  • 落合直文1903:書を読まば最上の書を、師を択ばば第一流の人を。
  • モーム1965:金だけが人生ではないが、金のない人生もまた人生とは言えない。
  • 双葉山1968:稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとく。
  • 市村清1968:いろいろ書き出してみて、組み立てたり、バラしたりしてみるのです。そうしますと、かくならなければならない、かくなるべきだという結論が生まれてくるわけです。
  • 田中角栄193
    • 私が田中角栄だ。小学校高等科卒である。諸君は日本中の秀才であり、財政金融の専門家ぞろいだ。私は素人だが、トゲの多い門松をたくさんくぐってきて、いささか仕事のコツを知っている。一緒に仕事をするには互いによく知り合うことが大切だ。われと思わん者は誰でも遠慮なく大臣室に来てほしい。何でも言ってくれ。上司の許可を得る必要はない。できることはやる。できないことはやらない。しかしすべての責任は、この田中角栄が負う。以上。
    • 名刺をもらうと顔を覚えない。
    • 一番力があるときこそ、一番難しい問題に挑戦するんだ。

生誕

  • ベートーベン1770
    • 向上心に燃えた有能で勤勉な人間には、ここで行き止まりという柵は立てられない。
    • 神がもし、世界でもっとも不幸な人生を私に用意していたとしても、私は運命に立ち向かうだろう。
    • 多くの人に幸せや喜びを与えていく。それ以上に尊くて素晴らしいものなどない。
  • 落合直文1861
  • 北村西望1884:たゆまざる歩みおそろしかたつむり。--自分は天才ではない。他人が五年でやることを十年かけてもやる。
  • 丸田芳郎1914:会社の仕事とは別に何か研究なり勉強を生涯持ち続けるようにすること。電話で済まさず必ず手紙を書くようにすること。