「高橋源一郎・SEALDs 民主主義ってなんだ?」(河出書房新社)を読了。

- 作者: 高橋源一郎,SEALDs
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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父はキリスト教の牧師で貧困者の支援をしている有名な人である。
奥田は北九州にいた時は不登校でもあって、中学で家を出て
八重山群島の鳩間島で中学生活を送る。鳩間島は周囲4キロの実に小さい島だ。私も大学の探検部時代にここで暮らしたことがあるので、親しみを持った。今は人口は50人ほど。
卒業して、島根県の浅利町という人口1000人の町の全寮制高校に通う。
大学に入ってからは
バックパッカーとしてカナダ、アイルランド、イギリス、ドイツなどを9ヶ月まわっている。
そして2013年秋から自由と民主主義のための学生緊急行動の運動を始める。
この奥田の発言を追ってみたい。色々な本からの引用も多いが考え深い人であることがわかる。さ
- 怒りが込み上げてきた。
- 各班のリーダーが副司令官。真の司令官は人民。
- 次の参院選までを睨んでやります。
- 言論を守れじゃなくて、言論を使え。
- 運動では複数形を主語にはしない。
- 民主主義は他者と生きるための共生の能力。どうやって意見の違う人と生きていくかという能力を高めていかないと。
- 無知とはモノを知らないことではない。疑問を発せられない状況のことだ。
- 民主主義だけが永久革命という名で呼ばれるに値する。
- 民主主義って誰しも当事者になれる。あんたはどうするの?
「民主主義ってなんだ?」という問いかけを続けていくことが大事なことだ。
本のタイトルが結論になっている。
「名言の暦」12月24日
命日
生誕