出久根達郎「本のお口よごしですが」

今日のオーディブル
出久根達郎「本のお口よごしですが」を読了。2時間18分の朗読。

本のお口よごしですが (講談社文庫)

講談社エッセイ賞を受賞した、ほろ苦く、笑いを誘われる、そして人生を肯定すべきあたたかな挿話集。
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「名言との対話」6月7日。ヘンリー・ミラー。

• 「本当のリーダーは人をリードする必要はない。ただ道を示すだけでよい。」
  • アメリカの小説家。「北回帰線」｢南回帰線」などの作品がある。6月7日、88歳で没。
  • 女性遍歴が豊富なことでも知られている。結婚は5回している。最後の妻だった日本人女性・ホキ徳田は、本人からは8人目の妻と聞いていたという。ミラーが75歳の1967年で、50歳近い年齢差があった。3年で別居し、その後離婚。
  • ｢物事に巻き込まれるのが普通の人。行動を起こすのがヒーローである」
  • 「過去にしがみついて前進するのは、鉄球のついた鎖を引きずって歩くようなものだ」
  • 「人生の目的は生きることであり、生きることは感じることだ。喜びに満ち、酔いしれ、安らぎ、厳かに、感じることだ。」
  • ミラーの言葉を眺めると、行動を起こし人を巻き込み、過去を捨て去り、そして今を十分に楽しむという人物像が浮かんでくる。身近にいるとやっかいな人だったろうが、魅力的な人でもあっただろう。
  • リーダーシップとは、人々を指導することではない。組織や集団の希望に充ちた未来を示すことである。

• 多摩センター「コンティ多摩センター」で会員資格変更。