多摩大「シルバー・デモクラシー企画」第一弾「山梨県南アルプス市で田植え体験X講座」、大成功!

教授会。

「副学長日誌・志塾の風」170531

5月教授会

・学部運営委員会:委員長4人が韓国済州島への研修のため少し念入りに打ち合わせ

・半数の4つの委員会は副委員長が報告。教務は中村その子先生、学生は大森先生、国際は中村有一先生、アクティブラーニングは志賀先生。少し景色が違う。

・小林学長室長:南アルプス市でのシルバーデモクラシー企画(多摩大主催)の報告(大成功)。5月28日(日)多摩大学「シルバー・デモクラシー企画」第1弾、「山梨県南アルプス市で田植え体験×講座」を実施 - 多摩大学 ニュースリリース

・杉田学部長:来年度の出校日調査。

・私は4月・5月の大学戦略会議と大学運営会議の報告。

 ラウンジ

・小林先生:シルバーデモクラシー企画

・下井先生・大森先生:多摩大出版会

・飯田先生:読書プロジェクト

・志賀先生:韮崎の大村智先生の美術館

・大森映子先生・中沢先生:関戸地球大学院

・山本さん:インターネットラジオ南アルプスイベント。

・高野課長:大いなる多摩学会・入手パンフレット

 研究室

・杉本係長:大学戦略会議

・松本先生:多摩大出版会。

・来客:長弘さん

 

「名言との対話」。5月31日。ホイットマン「あなたの道を他人が歩むことはできない。その道はあなた自身で歩まなければならないものだ」

ウォルター・ホイットマン (Walter Whitman, 1819年5月31日1892年3月26日) はアメリカ合衆国詩人随筆家ジャーナリストヒューマニスト

ホイットマンは大工の息子だった。11歳から印刷屋の小僧、小学校の教師、民主党機関誌の編集者などをしていた。30才前後に変化が起こり独創的で革命的な詩想を表現するようになる。36歳のときに出版した『草の葉』は、最初12編95ページだったが、推敲し書き加えて最後には383編で500ページを超えた。

ホイットマンの創作方法は、浮かんだ言葉を手元の封筒、便箋などの紙切れに書く。たまるとピンで留める。その紙切れを選別し、書き加え、順序を変える。このようなモザイク構成法で作られた。

大正から昭和へかけて活躍した日本の民衆派の詩人・白鳥省吾の記念館。81歳の時に、生涯の師であるホイットマンの詩蹟を訪ねてアメリカへ旅行をする。「万巻の書を読み 千里の道を行き 生死を天に任じ 世界の山河に放吟す」。

・自分自身が最良の手本になればいい。そういう手本になる人物が一人でもいればその集団は千年輝くものになる。

・君が教訓を学んだ相手は、君を称賛し、親切をほどこし味方になってくれた人々だけだったのか。君を排斥し、論争した人々からも大切な教訓を学ばなかったのか
・情熱・・・それなくして人間と呼べようか
・自らが偉大な人を育てる。そして、偉大な人を育てられる人を育てていく・・・すべては、そこから始まる
・我あり、あるがままにて十分なり
・若い女は美しい。しかし、老いた女はもっと美しい
・私に矛盾が多い。それは私が大きいからである
・自分自身であることに、人間の偉大なる誇りがある
・世界中の誰もが自分を称賛しても、私は一人静かに満足して座っている。世界中の誰もが私を見捨てても、私は一人静かに座っている
・改革が必要であればあるだけ、それを成就するための「人格」が必要になる。今日すぐに始めたまえ、勇気、実在、自尊、明確、高貴を目ざして君自身を鍛えることを、君自身の「人格」を固め広めるまでは休んではならぬ
ホイットマンは、近代の思想と科学を詩に取り入れて賛美した。そのためアメリカ民主主義を代表する詩人となったのである。新しい民主主義社会に生きる人々に勇気を短い詩で与えた。生き方、人としてのあり方、人格の向上、こういった近代人のあるべき指針を提示し、民衆を励ましたのである。国民的詩人・ホイットマンの詩は、アメリカ民主主義のソフトインフラであった。