「邪馬台」ーーー「団塊」の自分史ー中津北高20回生の軌跡

・「邪馬台」の運営委員長でNPO法人理事長の垣内さんと、編集委員代表の母と一緒に数年前の水害から復興した耶馬溪蕎麦屋で食事、運営の課題について話を聞く。

・「邪馬台」の三原事務局長が来訪し、邪馬台の運営について母に相談。少し加わる。

・「邪馬台」活性化の企画。「「団塊」の軌跡ーー中津北高校20回生の軌跡」のリレー執筆。猪俣、松田と相談。

 

「名言との対話」8月23日。木川田一隆「内部情報を正しく把握するためには待っていてはダメだ。自分で取りに行くことが大事なんだよ」

木川田 一隆(きがわだ かずたか、1899年8月23日 – 1977年3月4日)は、1950年代から1960年代にかけて活躍した日本の実業家。東京電力社長や、経済同友会代表幹事(1960年1962年(複数代表幹事制)、1963年1975年)を歴任した。

東大時代は河合栄治郎の講義を最前列で聴き、河合の唱える理想主義自由主義に傾倒した。社会に出てからは「電力の鬼」松永安左ヱ門に師事し、右腕として9電力体制を実現した。

木川田は「企業の社会的責任」を唱導し、「財界の良心」と言われ、哲人経営者として名を残している。また「労働問題の専門家として人間能力の開発にも熱心だった。

組織のトップには、耳障りのいい情報はフォーマルな形で黙っていても入っってくるが、悪い情報、最前線の現場情報の本当の情報は、なかなか入ってこない。そのことによって、間違った判断に直結する恐れが常にある。だから、意識的にインフォーマルな独自の情報源を持つようにして、組織を立体的に把握する必要がある。原発事故を起こした東電の後輩たちははこの言葉をどのように受け止めるだろうか。