T-Studio 久恒啓一の「名言との対話」第21回をリリース。
「多摩大学創立25周年記念ファシリティ 『T-Studio』では、地域への情報発信拠点として「課題解決型情報番組」を制作し、インターネットを通じて発信しています。
『久恒啓一の名言との対話』は、10年に亘る偉人の記念館を訪ねる旅から生まれた番組です。全国で(一部海外)約800の人物記念館を訪問し、見えてきた日本の真の近代史、時代を超えて心に響く偉人の名言を、独自の視点で紹介します。
今回のテーマは、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』。
三菱一号館美術館「レオナルド×ミケランジェロ展」イタリアルネッサンス時代の二人の天才の企画展に足を運び、、万能の人 レオナルド・ダ・ヴィンチの才能に、名言をとおして迫ります。」
午前は、人間ドックで検診。
午後、大学で仕事。
「名言との対話」8月30日。アーネスト・ラザフォード「物理のげ原理をバーのウエイトレスに説明できないのであれば、それはウエイトレスではなく、その原理に問題があるのだ」
アーネスト・ラザフォード(Ernest Rutherford, 1st Baron Rutherford of Nelson, OM, FRS, 1871年8月30日 - 1937年10月19日)は、ニュージーランド出身、イギリスで活躍した物理学者、化学者。ノーベル化学賞を受賞。
α線とβ線の発見、ラザフォード散乱による原子核の発見、原子核の人工変換などの業績により「原子物理学の父」と呼ばれる。ラザフォードは慈愛心に満ち、若い研究所員たちを、ボーイズ(息子たち)と呼んで、まさに父のように指導していた。
ラザフォードはα線の散乱実験を行い原子核を発見し、原子核に原子量の大部分と電荷が集中しているラザフォードの原子模型を発表し、大衆が原子核を想像する際の原形となった。α線を窒素原子に衝突させ、原子核の人工変換にも成功した。そして。中性子の存在、重水素の存在も予言した。
「単純さを信条として、いつも質素な人間でいる」ことを信条としたラザフォードは、自然現象の原理の単純化をどこまでも追いかけて、ついに原子の内部構造についての正しい理解の基礎までたどり着いた。そして誰にでも分かるような原子模型(モデル)をつくり、それによってで物理や化学が大いに発展していく。原理は常に単純である。