午前:多摩キャンパス
・橘川先生:情報交換。リタリコ。児玉博。
・学部授業:受講者は120名くらいか。
・高野課長:インターゼミの打ち合わせ
・マグネットデザイン:hootsuite。B!。Lineニュース。Yahoo!ニュース。togetter。
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午後::立川で所用をを済ます。
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夜:品川キャンパス:大学院「インサイトコミュニケーション」の初回の授業。18時半から21時40分まで。受講者は21人。留学生・外国人は、中国、韓国、ロシア、ベトナムの人たち。
以下、翌朝5時までにフェイスブックに書き込まれた授業後の感想アンケートから。
・自己紹介にあたり、図を使うことでいかに物事を説明しやすくなるかを痛感しただけではなく、自分自身のことに関して、図示することで初めて発見することがありました。大変新鮮な驚きを得られました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
・文章は誤魔化すことができる。この言葉は、目からうろこが落ちる衝撃であった。というのも、私は理論=図解ということが苦手で、長々とした言葉や文章で問題を誤魔化していたのではないかという心の奥底と合致したからである。図に表現できないことは、論理的に考えられていない、物事の本質を見抜けていないことではないか。個人的にショッキングな講義であった。根本的な意識から変えていかなくてはいけないと思う。ありがとうございました。
・今日の講義ありがとうございました。文章は説得、図解は納得。図解ができたということは、理論ができたということ。図解は全体が見れる、構造が明らかになる。仕事は論理だから図にできる。図解は進化する。図解は国際コミュニケーションにも最適。図を使って話をすることがよくありますが、この授業を通じて少しでも自分のものにしたいと思いました。演習では、メンバーのみなさんから、新鮮な気付きをいただきました。これからもよろしくお願いいたします。
・文章が物事を伝える手段として適さないと実践で学びました。同じ文章から図を書いた場合、捉え方がそれぞれ違うのでできあがったものが異なったというところからです。図を書くことによって分かり易く簡潔に伝えることが出来る反面、書き方によっては誤った情報を与えてしまう可能性があるので、書き手のスキルも重要になってくるなと感じました。これから宜しくお願いします。
・仕事の図、説明をただするだけでなく、「どんな思いがあるのか」ということも、表現出来て、面白いなと思いました。誰にでもきちんと伝えられるように、習得したいです。頑張ります
・宜しくお願い致します。これまで、どのように書けば分かりやすい文書になるかばかりに囚われていました。講義を通じて新たな考え方を習得出来るようがんばります。
・初回の講義ありがとうございました。論文基礎講座の講義を受けてから本の要約の図解に何度かトライしましたがなかなかうまくいきません。特に今日の演習でもそうでしたが、矢印の使い方や関連性の表現の仕方が難しかったです。この講座での学びを通して、まずは興味を持ってもらえて、かつ分かりやすい資料を作れるようになりたいと思いました。これからもよろしくお願いいたします。
・インサイトコミュニケーションを学び、物事を考える力を養い、本質を捉えられるよう努力していこうと思います。また図解化することで、全体や構造、関係性を抑えられることが分かりました。実際に演出をやってみた感想として、流れや関係は抑えていても、全て並列だったなと。もっと物事の大小を考え、表現できるようにしていきたいです。ありがとうございました。
・幼い頃画用紙に絵を描いていたことを思い出して思わず熱中してしまいました。ロジックを考える左脳とそれをビジュアルにする右脳をバランスよく使っていきたいと思っています。皆様これからもよろしくお願いしま
・自分の仕事を説明する場合、自分が普段接している頻度の高いものが先に出て来る特徴があるなと感じました。内勤の方であれば社内、外交中心の方であれば社外、という風に。
・幼い頃画用紙に絵を描いていたことを思い出して思わず熱中してしまいました。ロジックを考える左脳とそれをビジュアルにする右脳をバランスよく使っていきたいと思っています。皆様これからもよろしくお願いします。
・「私の仕事」の図解ワークで、単純な仕事だけでなく、その狙いやPDCAをどう廻していくかなど、その先のニュアンスも伝わり易いのがわかりました。また仕事の優先度などを数値として入れると理解度が向上することを実感しました。ありがとうございました!
・文章では書く側と読む側の認識に齟齬が発生する・書く側はごまかせ、読む側は正しく認識しない・そこで重要となるのが図解である・図解は全体感と同士の繋がりがわかる・図解は納得のコミュニケーション。私の仕事の図を書いている時は、書いているそばから直したくなりました。これは考えて書いているということなのかなと感じました。
・自分の仕事を説明する場合、自分が普段接している頻度の高いものが先に出て来る特徴があるなと感じました。内勤の方であれば社内、外交中心の方であれば社外、という風に。内外の関係性も踏み込めたらより良い説明が出来そうだと思いました。
・図解とは関係図。図解とは地図。図解とは標。と整理しました。次講楽しみにしてます。
・今日の授業では、自分の職場を図解しましたたくさんの職域の関係を図解することで整理しやすいと思いました。もっと発展させたいと頑張ります。よろしくお願い申し上げます。
・修士論文に取り掛かり、進まず挫折を繰り返しています。考えるチカラ、整理するチカラ、本質を問うチカラを身につけたいと思います。わたしの仕事の図解の演習で、グループのメンバーが現在の仕事以外に、彼のキャリアを図解に入れていたのは素晴らしいと思いました。キャリアや歴史がわかり興味も湧き、印象に残りました。
・今日はありがとうございました。自己紹介にあたり、図を使うことでいかに物事を説明しやすくなるかを痛感しただけではなく、自分自身のことに関して、図示することで初めて発見することがありました。大変新鮮な驚きを得られました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
以下、外国人。
・初回の講義は面白かったです。論文が苦手私にとって、図解での説明に納得しました。先生 ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
・Today’s class was so interesting that I feel time pass so quickly. Especially the group work was exciting and efficient with two other classmates.Professor’s homepage with lots of easily understandable schematics was extremely impressive. I think this is definitely the class for anyone who is struggling with schematics in the graduate thesis like me.今日のクラスはとてもおもしろかったので私は時間が過ぎるのを感じる.。特にグループワークは, 他の人の同級生と効率的で効率的だった。教授のホームページは非常に簡単な設計図が非常に印象的だった.私のような卒業論文の設計図に取り組んでいる人のためのクラスだと思います。
・修士論文にしろ仕事の議論にしろ、図解を上手く使えば素晴らしいと思います。ある場合は図解だけ見ると説明することなく、本質を分かるようになると思います。講義を通じて図解的な思想を演習して行くように頑張ります。図解コミュニケーションが大切なことであるという感想です。
・久恒先生、本日の講義、ありがとうございました。図解は本当に面白いです。先生がおっしゃった通り、図解で全体像を見えます。従って、問題を分析し、本を読み、更に卒業論文を書く時、必ず役に立つと考えます。授業中に、図解の実践をした時、先生の言葉をもっと深く理解しました。図解の描き方より、どのように描いたら、情報を相手にはっきり伝えるのかと考える過程の方が大切です。つまり、思考力が極めて重要です。実践を通して、一人ひとりの考え方が全く違うということが良く気づきました。このところも面白いなあと思いました。他人の良い考え方を参照したり、学んだりすると、ますます、自分の考える力を身につけられると思います。
・今日の講義で初めて図解を理解するようになりました。本当に良い授業を受けたと思います。
・初回の講義は面白かったです。論文が苦手私にとって、図解で説明に納得しました。先生 ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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「名言との対話(平成命日編)」4月13日。江頭匡一「目標を作り、計画を立て、それを確実に実行するときは間違いなく目標に到達する」
江頭 匡一(えがしら きょういち、1923年〈大正12年〉3月25日 - 2005年〈平成17年〉4月13日)は、日本の実業家。ファミリーレストランの草分け的存在である外食チェーン店・ロイヤルホストなどを展開する福岡に本社を置くロイヤルホールディングス株式会社の創業者。
特別措置で明治大学を卒業できたのに「勉強していないのに大学卒の肩書きはない方がいい」と自らの意志で中退する。生半可な性格ではないことがよくわかるエピソードだ。
江頭は金持ちになろうという野心(私欲)を捨てて志(大義)をうち立てようと誓う。志とは飲食業を生涯の仕事とすることだった。飲食業という外食産業の実現である。産業化とはその地域の食文化に貢献することだ。食文化を大切にした質の高いレストランチェーンをつくろう。江頭は少年時代のパイロットへの夢が原点にある。だから機内食と空港レストラン事業において日本ナンバーワンになった。私は航空会社にいたから、機内食の分野でよくロイヤルの話題に触れていたことを思い出す。
江頭社長の部下として定年まで勤め上げた梅谷羊次は著書『江頭匡一に叱られて』の中で、叱責された時の江頭の言葉を紹介している。「一日営業をしていても何も問題がないことはない。君が何も考えないで仕事をしているからだ」「自分で手をあてないと改善できない。自分で行動しないと身につかない。自分が苦労した分だけ身につく。身についた経験は一生の財産になる、誰からも取られない」「人は信用してもいいが、行動は信用してはいけない」「能力が足りないのでなく、真剣さがたりないのだ」「部下に厳しく接しないと育たないよ。それが愛情だ」。彼の観察によれば、江頭は頑強な体と精神を持つ職人経営者であり、叱責には手加減がない人であり、プロと認める人の意見しか求めない人物だった。厳しい仕事ぶりが垣間見える。
1989年の66歳の誕生日に社長を退いて会長になり、3年後には代表権も返上する。しかし1990年以降のバブル崩壊で業績の悪化したロイヤルを当て直すため70歳で会長・社長に復帰せざるを得なくなった。江頭は業績の悪化は経済環境のせいではなく、社内の緩みが原因だとして社業に再び邁進したのである。
冒頭の「目標、計画、実行」は、当たり前のようではあるが、相当の気概をもって事に当たらなければ達成はできるものではない。「実行」の前に「確実な」という言葉が入っているのは見逃せない。匡一という名前は論語の「天下を一匡す」から名付けられた。乱れた状態をあるべき正しい姿に戻すという意味である。その名のとおり、江頭匡一は一つひとつを疎かにせず、日々問題を解決し、正しい姿に戻していこうとする人生行路だったのであろう。