インターゼミ。
・日大アメフト部問題:3人の先生「体育とスポーツ。日本体育学会。大学大綱化。規制緩和。外圧。スポーツマンシップ」「日本が根腐れ状態。誠実さが失われている。記者会見。官庁の動き」「パソコンに向いメモをとるのがジャーナリストに。ジャーナリストの末路」「救いは日大の学生が自分の言葉で語る雰囲気・誠実さ。大人のずるさ・醜さ。体育人、メディア人、ヤメ検、元官僚、。黒を白。自分の美学で生きぬくことが大事。」
・学長講話:2018年夏を心を込めて濃厚な時間に!プーチンのロシア:2000年から2024年。エネルギーと軍事。ロシアナショナリズム。昨年は1917年のロシア革命から100年だが共産主義には冷淡。ロシア正教という宗教で束ねようとしている。周金平の中国:2018年にマルクス生誕200年行事。社会主義。アメリカ:自由の国のトランプによる迷走。1968年(フランス5月革命・キング牧師暗殺、、)。日本:モデル無き時代。自分で考えて一歩前へ。それが2018年秋につながる。
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中曽根元首相、本日100歳。健康長寿の秘訣は?
「規則正しい生活」と「森羅万象に関心を持つこと」(日経新聞)。
「名言との対話(平成命日編)」5月26日。山村聡「どうしても出演したい」
山村 聰(やまむら そう、1910年(明治43年)2月24日 - 2000年(平成12年)5月26日)は、日本の俳優・映画監督。
神戸一中、一高、東京帝大文学部という経歴である山村は、研究劇団「太陽座」を経て映画俳優となった。生涯で195本の映画に出演している。
山村聡は日本映画界において最も風格のある名優であった。さて、風格とは何か。風格の前につく言葉を拾ってみよう。「堂々たる」、「一種の」、「独自の」、「大人の」、「長者の」、「サムライの」、「清澄な」、、。そして風格の後に続く言葉は、「が増す」、「がある建物」、「ある人物」、「のある顔」、「のある相撲取り」、「の漂う」などがある。
「仮名論語」を発刊した伊與田覚は、「自己自身を修めるにはあまり効果を期待せず、静々と人知れずやられるといい。それを三十年、四十年とずっと続けていくと、風格というものができる。」と語っている。また木内昇は『櫛挽道守』の中で、「なんともいえねえ味があるで、風格、いうたらええじゃろうか。一朝一夕では出ねえ味だ」という説明を職人にさせている。
山村聡は、映画では、島村抱月、高村光太郎、米内光政、山本五十六、松前重義などを演じた。テレビドラマでは、大石内蔵助、徳川家康、柳生宗矩、保科正之、平賀源内、新井白石、水野忠邦などの役を演じた。トヨタクラウンCMにも出ている。私も映画やテレビで山村聡の重厚な演技を堪能してきた。山村聡はまさに風格のある俳優だった。
日米合作の『トラ・トラ・トラ』は、黒澤明監督の降板事件があり、後任監督の人選は難航したが、「ハリウッドの映画制作に興味がある」という深作欣二が舛田利雄とともに共同監督として登板した。その主役の山本五十六は山村聡が演じている。山村はオファーを受け「どうしても出演したい」と東映側と相談し、ドラマ「あゝ忠臣蔵」と同時並行で撮影に臨んだ。山村聡の俳優魂を感じる逸話である。