夜は、九段。ギリークラブで講演。小泉総理の元奥様で進次郎の母、が来ていて驚いた。終わった後は、ワインバーで食事会。JALの三田さんが駆けつけて久しぶりに再会。
渡辺さんの「ギリークラブ」のセミナーは、累計で2000回!
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知研フォーラム342号が届く。今回は原稿を出していない。
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ラウンジ。
・学科長会議:杉田学部長、小林経営情報学科長、趙事業構想学科長と。人事、施設の議論を。
・飯田先生::古本市
・梅澤先生:T-Srudio
・高野課長:人事
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「名言との対話」10月3日。盛田昭夫「お祝いやお悔やみを伝えるときくらい、定型文を使わずに文章を自分で考えなさい」
盛田 昭夫(もりた あきお、1921年1月26日 - 1999年10月3日)は、日本の技術者、実業家。
「ソニー」創業者の一人。太平洋戦争中、海軍技術中尉時代に戦時科学技術研究会で井深大と知り合う。井深大とともにソニーの前身である東京通信工業(東通工)を立ち上げた。以後、経営と営業でソニーの発展を支え、国際的経営者となった。
以下、盛田語録から。
・商品を売り込む場合、まず商品知識をしっかりと身につけ、相手を隅々まで知り尽くして、初めて成功が約束される。(自分の武器の性能と相手のニーズのマッチング)
・ 名よりも実をあげることがビジネスだ。実業という文字の通り、とにかく実がなければならない。(実業の意味を考える)
・ 得意なことだけ一生懸命やることによってのみ、競争に勝てる。これは簡単明瞭な原則である。(選択と集中)
・会社というところは、一番簡単に言うと、潰れる可能性のある組織だということだ。
・どの世界でも、偉人というものはたいて、自分で自分の能力を発見し、育てていった人であろう。(自己教育の人が偉くなる)
・ひとつのターゲット、目標を設定して、そこへ向かっていくことによってクリエイティビティが出てくる気がする。(創造性の秘密)
・相手の電波が何チャンネルに合っているかを知って、その電波を出せば、ちゃんと受信する。それがコミュニケーションだ。(敵を知り己を知らば百戦危うからず)
・失敗は防ぎようがない。大切なのはその原因を突き詰めること。それは社員教育、会社の糧になるのだから。(失敗から学べ)
・原宿に居る若者達をみていたんだ。最近、ヘッドフォンをしている若者が少なくなったような気がする。調べなさい。(感度を上げよ)
歯に衣着せぬ率直な発言には内外からの定評があった。日米摩擦が厳しかった1989年発刊の石原信太郎との共著『「NO」と言える日本』が話題になり、熟読した覚えがある。
創業者の井深大の創造力と盛田昭夫の経営力・営業力の名コンビでソニーは躍進を果たした。以上の盛田の言もいいが、冒頭に挙げたあいさつの心がけに私は共感を覚える。決まりきった定型文に目を落としながら読み上げるのはやめよう。心がこもらなくては人の心を打つことはできない。お祝いやお悔やみだけでなく、「あいさつ」は、自分の言葉で、そして自分らしい言葉で語りたいものだ。