岡山県自治研修所。

 

岡山県自治研修所にて「図解思考」研修。午前9時から午後5時まで。

40名の県職員が対象。9月に引き続き2回目。同じメンバー

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以下、終了後のアンケートから。

・個人、グループ全体のように、自分に返ってきて、振り返り、再考する時間があったので、よりよいものを作ることができました。自覚、振り返りの時間が寿十分とられているので、達成感(成長)を味わえる研修でした。

・方法以外に、「仕事とは何か」などの目線も学べ、楽しい時間となりまhした、先生の本を拝読し、さらに学びます。

・「箇条書きにしないうように」と考えるクセがつきました。仕事以外でも役に立っています。

・じっくり考え、頭を整理できるスキルを知れて非常に貴重な研修でした。

・自分の業務が県政のどのポジションにあるのかを把握できたことで、仕事のモチベーションアップにつながった。同じ分野でもわかっていないことが多かったので、調べてみたい。

・県民と行政が手を取り合って進めるべきなのに、県民がすべきこと、取り組みが書かれていないことに気づいた。

・自分の仕事と「おかやま生き活きプラン」とをむすびつけて考えていくと、意外な視点が生まれ、考えさせられた。日頃使っていなかった頭を使うことが多い研修で、疲労感の強い研修ではあった。

・普段は定型的な仕事が多く、創造的な思考力が大変劣っているうおうな気がします。今回の2回の研修では普段使わない脳を使った気がします。

定量から定性へ。本質を突いた内容に変換する作業をやっていきます。

・施策の盲点がみつかる。

・手書きも重要だ。

・職場でも「受けてみたい」「おもしろそう」という声があります。教員向けの講座も考えて。今まで自分自身があまり理解していないまま業務をしていることに気がつきました。

・受講者の発表は、担当業務への責任感、熱意も感じられ、内容も素晴らしい。

・職場で、図解で頭の整理をして進めたら、落ち着いてできる。

・これまで理解不足意のまま文書を使っていたとも思えるので、頭のなかだけでも図解するクセをつけたい。

・自分の仕事と総合計画との関連性や位置づけを理解することができた。頭が整理され、新たな気づきもあった。

・図解中に、入れたい言葉が浮かんできて驚いた。

・頭が固い。

・「生き活きプラン」の周知・促進をここまでしてもらった研修は初です。日々の仕事に追われ、仕事の立ち位置を忘れがちです。この研修を受けて良かった。

・面白さがわかったが、非常に疲れました。

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「名言との対話」10月15日。舟崎克彦自分にしかできないものの追求こそが、創作活動そのものと言っていいでしょう」

舟崎 克彦(ふなざき よしひこ、1945年2月2日 - 2015年10月15日)は、日本作家詩人作詞家挿絵画家劇画原作者

 父の舟崎悌次郎は和歌山県生まれ、京都帝国大学経済学部卒、画家志望だった建築家で、当時は会社社長。克彦は末男。1951年、2人の兄と同じように学習院初等科に入学。この兄の一人は舟崎敬で、この人は私のビジネスマン時代でもっとも尊敬する上司だった。克彦はがっしりとした体格で、あたりを威圧するような風貌の人物だっそうだが、禿頭の敬も、同じような風貌で、勇気と名言とユーモアのある風格ある人物だった。その舟さんを思い出しながら、書いている。

克彦は 1971年に嫌でたまらなかった勤務先を退社する。同年『トンカチと花将軍』が福音館書店から刊行され、童話作家としてデビュー。1973年、単独で執筆した初めての長編ファンタジーぽっぺん先生の日曜日』を出版社5~6社に持ち込んだところ、それまでの児童文学とあまりに違っていたのでことごとく拒絶反応を受けたが、筑摩書房からの出版が決定。以後、人気シリーズとなった。

1974年の赤い鳥文学賞から始まって、サンケイ児童出版文化賞は3回受賞、ボローニャ国際児童図書展子どもの本の部グラフィック賞推奨、絵本にっぽん賞山本有三記念路傍の石文学賞、そして2008年の日本絵本賞まで受賞が続いている童話界の巨匠だ。著書は300冊以上にのぼる。2015年3月まで白百合女子大学教授として文章表現と創作の授業を講じた。

  『ぽっぺん先生』シリーズは、独活大学生物学部の助教授の38歳のぽっぺん先生というしょぼいおじさんが主人公で、毎回動物がらみの不思議な出来事に巻き込まれていくというお話だ。「ぼっぺん」とはガラス製玩具で、吹くと音が出るビードロのことだ。

ピカソ君探偵』シリーズも有名。主人公のピカソ君は23歳、事故により身体は五年生のままでなぜか小学校に通っている。童話の常識では同じ子どもの目線が重要とされるのだが、舟崎克彦の童話の主人公は大人が多いのが特徴だ。

自分が良いと思ったものに向かって表現を試みる。それは自分とは何かを知るための、楽しくて楽な方法だろ舟崎は言う。童話でも小説でも、詩でもDJでも、何でもいい。創作によって自己を発見し、確認し、そして自己が創造していく。自分にしかできないものを創り出す、それをやり続けよう。