「漫画の世界」ーー立志人物伝の7回目「怒濤の仕事量」前編

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ブログ執筆。テレビ体操。公園を散歩。

朝の散歩で見かけた秋の花や木が美しい。

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大学。

9時:授業準備。

10時:客員の久米先生と懇談。未来学会、専門職大学、、。

10時40分:「立志人物伝」の7回目の授業。

以下、久米先生の実況中継を転載(ありがとうございます!)

多摩大学 久恒啓一教授「立志人物伝」
 今日は漫画の日。手塚治虫 石ノ森章太郎 赤塚不二夫

なんと今日は素敵な日。いきなり今は亡き手塚治虫先生のビデオインタビューから。No Manga,No Lifeの私にとって、大学の講義で、三大巨匠(手塚・石ノ森・赤塚?)の生き様に触れることができるとは。さすが、日本で始めてシラバスやVOICEを取り入れた多摩大学

特に、手塚治虫の「火の鳥(特に未来編)」「ブラックジャック」に出会っていなかったら、私の人生観は大きく変わっていたことでしょう。未完の傑作「アドルフに告ぐ」の先も読みたかった。

もちろん、三人の記念館には行ったことのある私です。ところが....コミケ生みの親、米沢嘉博記念図書館、伝説のサブカル誌ガロ初代編集長、長井勝一漫画美術館まで押さえているところが、久恒先生のすごいところ。

寺島実郎学長の講座レポート「2019年 日本の進路」も怖かった。日本は常温(ぬるま湯社会)「不満がないが不安はある」「スマホ人生、モール人生、クーポン人生」日本人は内向き、学べない、保守化。GAFAに差をつけられる。日中、日米より米中の時代。

だからこそ、手塚治虫の言葉を、学生たちに向かって叫びたい!

「一流の映画を見ろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め、そして、それから自分の世界を作れ」

それから印象に残ったのは、文化勲章の辞退者の話。

河井寛次郎=名利を求めない主義で、自作にも銘を入れず人間国宝も辞退。

熊谷守一=孤高の画家。これ以上人が来ては困る。

大江健三郎ノーベル賞は受賞したが文化勲章はおかしい。

杉村春子=自分には大きすぎる。戦争中にもらえなかった人がいる。

手塚治虫の名言
https://note.mu/hisatune/n/n10140e554463

石ノ森章太郎の名言
https://note.mu/hisatune/n/n94d21275f5eb

赤塚不二夫の名言
https://note.mu/hisatune/n/n6f7ade63ea03

▼文庫リレー塾最終回は寺島塾長の「2019年 日本の進路」
http://k-hisatune.hatenablog.com/entry/2018/11/07/000000

▼リレー講座:阿部多摩市長・八木多摩信金理事長・寺島多摩大学長の鼎談。「異次元の高齢化への対処とリニア新幹線インパクト」
http://k-hisatune.hatenablog.com/entry/2018/11/08/000000

▼,多摩大学 久恒啓一先生
https://www.tama.ac.jp/guide/teacher/hisatune.html

久恒啓一 図解web
http://www.hisatune.net/

NOTE.MU

2月9日。手塚治虫 「一流の映画を見ろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め、そして、それから自分の世界を作れ」|久恒 啓一|note

手塚 治虫(てづか…

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以下。久米先生の午後の講義から。

【多摩大生からの質問に答えます 181018
 今期のおすすめアニメを教えてください】

多摩大生から寄せられた質問に答えてみました!

問 情報発信する時の為に自分のブランド価値を高める必要がありますか?
問 久米先生が日頃から行なっている努力は何かありますか?
問 会議をする時にスムーズにすすめる方法はありますか?
問 過去の記事で桜美林大学の講義VTRを見たのですが、アマゾンで久米先生の書籍が1円で買えると聞いたのですががどういうことでしょうか?
問 休日はどのように過ごしていますか?
問 今年1番の映画は?(久米さんの主観で)
問 多摩のおすすめスポットは?(久米さんの)
問 今はすごくインスタグラムが活発です。この次に話題となるSNSは?
問 今期のおすすめアニメを教えてください
▼回答はこちら

 BLOG.CANPAN.INFO

【2018講義04】記事で紹介した店主などへのメッセージの出し方

受講生のみなさま ようこそ!ビジネスコミュニケーションIIへ! こんにちは。客員教授の久米 信行です! 今週は、紹介したお店やおすすめスポットの 店長・館長・園長などに、お礼メッセージを出して ご縁を結ぶ方法を....

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「名言との対話」11月9日。利光松男「引き返す勇気を持て」

 
   
   
   
   
   

利光 松男(としみつ まつお、1923年11月23日 - 2004年11月9)は、日本実業家日本航空株式会社代表取締役社長。一般社団法人日本航空協会会長。公益財団法人日本棋院理事長。

父は大分県出身の小田急電鉄創業者の利光鶴松。松男は公には大分県中津出身と言っていたから、鶴松の本家は中津だったのではないか。

利光松男は戦後の日本航空の第1期生で、おもに旅客営業畑を歩む。ファミリーサービス、ホノルルマラソンパラオ諸島の開発の事業などを手掛けたアイデアマンだった。海外パックツアーの先駆けであるジャルパックの開発に関わり、品質のジャルパックの礎を築く。日航の取締役、常務から1983年にジャルパック社長、日航商事社長。1985年の御巣鷹山事故に際し、代表取締役副社長に就任した。1987年の完全民営化を実現する。1990年社長。「浮き沈みの激しい会社生活」だったと述懐している。

副社長、社長の10年間は、私の広報部時代と、直接の上司であったサービス委員会のスタッフとして仕えた人である。東京大分線開設時に発足した日航大分県人会でトップに担いだこともある。磊落な人柄で、私も可愛がってもらった。遠藤周作と深く長い親交はよく知られている。

退任後の1999年には日本棋院理事長に就任し、大ナタをふるい赤字体質を一掃する。

利光時代は構造改革と安全を両立した経営を行った。座右の銘は「引き返す勇気を持て」だったという。この言葉は2代目社長松尾静麿の「臆病者と言われる勇気を持て」がオリジナルだが、今回改めて資料にあたり、そういった意識で経営のかじ取りをしていたのかと納得した。