インターゼミ最終回。知研の八木会長と昼食。

15時半頃から2018年度インターゼミ最終回。

・教授、大学院OB、大学院生、学部生それぞれから「新年レゾルーション」(2019年に挑戦したいこと。人生において挑戦し実現したいこと)を述べてもらう。

・学長講話:基盤的知と人的ネットワーク。ヒューマンネットワークとアセットマップ。知の再武装の3層構造(18歳。右肩下がりと資産形成のない40代。60代)。インターゼミ10年、300人。常温社会。不満なし・不安あり。希望なし・失望なし。いま、ここ、わたし。切磋琢磨。成功者には「使命感」と「出会い」あり。知の再武装へチューニング。

f:id:k-hisatune:20190112164235j:imagef:id:k-hisatune:20190112164246j:imagef:id:k-hisatune:20190112164250j:imagef:id:k-hisatune:20190112164239j:imagef:id:k-hisatune:20190112164254j:image

 --------------------

調布で知研の八木会長と昼食。

・近況報告

・八木さんのライフワーク小説の原稿をいただく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「名言との対話」1月12日。木之下晃「音を撮る」

木之下 晃(きのした あきら、1936年7月16日 - 2015年1月12日)は、日本の写真家

日本福祉大学で学ぶ。中日新聞社博報堂を経てフリー。木之下晃は、1960年代から半世紀にわたり一貫して、「音楽を撮る」をテーマに撮影。写真については「音楽が聴こえる」と、カラヤンをはじめ、バーンスタインなど音楽関係者から高い評価を得ている。

次女の木之下貴子によれば「音楽写真家と呼ばれ、「音を撮る」ことに全精力を注いだ人生でした」とのことだ。写真家として最後までフィルムでの撮影と現像にこだわり、3万本ものフィルムが手元に残った。2010年に、(株)木之下晃アーカイヴスを設立し、写真のデータベース化に取り組んでいる。

 

モーツアルトへの旅』では、30都市以上に及ぶヨーロッパ各国のゆかりの地を豊富な写真で辿り、伝記を読みながら、天才の偉業を振り返った。定評のある新潮社の"とんぼの本"シリーズの中でもよく売れている本だ。また
『ベートーベンへの旅』の旅では、ボン、ウィーン、プラハなど、ゆかりの地を写真で辿りながら振り返り、その偉業を検証している。JAL時代に仕事で海外取材のお手伝をしたことがあり、これらの本を手に取って素晴らしい写真と文章を楽しんだ。

木之下晃は写真集など約45冊以上を刊行、写真展約80回開催以上開催した。そして海外政府からの招聘も、アメリカ・イギリス・スイス・フィンランドチェコスロバキア東ドイツ・カナダなど15回以上を数える世界的な音楽写真家だった。

木之下晃は「音楽を撮る」「音を撮る」がテーマであったが、映画の録音技師・杉本文雄は「映画の録音は「画にあった音を録る」というのが基本なんだ」「生きた音を録れ」と後輩を指導していたことを思いだした。「音を録る」杉本に対し、音楽写真家・木之下晃は「音を撮る」ことに生涯をかけた。