中津で周防灘カントリークラブで同級生のゴルフ。二組で行ったが、私の組は内尾くんと瀬口と島沢君。3人ともよくゴルフに行っているようでみんな実力伯仲。私はいつもぶっつけ本番で、なおかつ実家に置いてあった弟のクラブを使ったためか、スコアは史上最悪。しかし天気は快晴で暖かかったこともあり、また気のおけない友人たちとの対話があり、自然の中でのプレーは気分爽快だった。
夜は駅の近くのくらやいう店で10人ほどが集まって恒例の宴会。
一次会終了後、瀬口くんと藤田くんと3人で南風とスナックで歌う。ここのオーナーは中津北高の2年後輩で、元歌手。今回は瀬口君が絶好調でほとんどの歌を95点、96点を出す。私は91点が3回、最後は94点という好成績だった。結局午前0時までみんなで歌い続けた。楽しい1日だった。
「名言との対話」4月21日。藤田田「 宇宙はすべて78対22に分割されている」
藤田田(1926年3月13日から2004年4月21日)は、日本の実業家。
藤田は食の西洋化が進むとはずだ確信し「日本人の食習慣を変えさせてみる」いう長期大戦略を成功させた人である。日本マクドナルドの経営では日本全国で価格破壊を引き起こした。日本マクドナルドは、デフレ時代の勝ち組として社長の藤田はハンバーガー王と謳われた。
1996年に刊行した「勝てば官軍」は、藤田の絶頂期のときの著作であり、意気揚々と自説を展開している。
藤田は商売の究極は女と口を狙う商売であるという。食の流行は女が男をリードするから、食のビジネスは成功する確率が高い。だから日本マクドナルドが成功したというのである。
以下、藤田田語録から。
・最悪の後には必ず最善がある。いかなる苦境にも屈しない強さを身に付けていれば、おのずと道は開ける。人生は希望を6割達成できればまぁまぁ良い。7割行けば上出来、8割できれば感謝すべきである。
・心眼を開け。好機はすでに眼前にあり。
藤田には「宇宙はすべて78対22に分割されている」との法則が支配しているとの確信があった。例えば、一般大衆の持っている金を22とすれば金持ちは78のお金を持っている。だからビジネスは金を持っている裕福な人から取ることを前提としなければ成り立たないと言う。金持ちの間で流行したものは2年ほどで大総研の衆のところに流れてくるから、ビジネスがうまくいくということになる。晩年は、価格政策の瞑想、BSEの影響などにより赤字になった。それ以降 順序社長会長を退任しているが、この法則は面白い。