一般社団法人未来フェス(橘川幸夫代表)創設パーティーー「文明としてのITの時代から文化としてのITの時代へ」

一般社団法人未来フェス創設パーティに知研の高橋さんと一緒に参加。西麻布のクラブ「エーライフ」。全国から世代を超えた人たちが集合した姿は圧巻。橘川さんのアジテーションも気合が入っていた。。

「フリースタイル未来フェス」「テーマ未来フェス」。「IT技術地産地消を」「社会実装ハウス」「文明としてのITの時代から文化としてのITの時代へ」「新潟、松山から始める」「多様な世代」「未来の日本社会の基礎となるようなムーブメント」、、。

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 名刺交換。リーフラスの伊藤清隆代表、MM総研の増渕代表、IPパートナーズの小原知子さん、サイアスの前田代表、CBホールディングスの山下さん、デメケンの末満さん、、、。多摩大の二人の学生がスタッフとして働いていた。大いなる多摩学会の兄弟学会として「富士・箱根・伊豆国際学会」を仕掛けている鈴木太夢さん、10月10日に発足。二次会は麹町の森永ビル8階。

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リレー講座。桜田一洋先生「人工知能が創る未来社会と保健医療」。

  • トップ26人が下位38億人の合計と同じ資産を持つという資産格差出生率は1960年5.0人、2014年2.5人。2300年には日本人は500万人、世界人口は10億人。親の子ども虐待は13万人。19世紀からの200年で生物種は70%喪失、第6回の大量絶滅が始まっている。日本の医療費(皆保険)は2017年42兆円、2040年90兆円。現代文明とはいったい何なのか?
  • 近代文明は自然や人間を機械とみるい。因果律の世界。ありのままを見ない。理性と感性の統合で世界をみる。勝ち負けでみるネオ・ダーウィニズムの世界。
  • アルファ碁、アルファゼロ。音楽をAIで分析、作曲。数式。AIには心がない。知能を感性と組み合わせて知性を創り出す。黄金律、パターンと脳が同期したときに美しいと感じる。情熱を持ち続ける。死の直前、他の人がわかってくれるという確信がある人は安らぎに満ちている。誰かのために生きた人には安らぎがある。生きることは生命の交換。生と死の協調。自然との共生、協調。新しい社会は信頼がキーワード。
  • 健康とは新進の調和である。シンギュラリティは来ない。知能とは「見たいものを、見る」脳の働き。知性とは「見えないものを見る」脳の働き。吟味、熟考、理論化、批判、想像で新たなものを創造する。心で心を想う。美感とは五官が同期することだ。様々な神経活動が同期し人間は直観によって世界を把握する。死んだあとに自分の心が相手の心に残っているという確信が死を創造的なものに変える、今後四半世紀に起こる社会イノベーションは身体拡張とアバターによって担われる。身体拡張は「心で心を想う」ことに支援に広がる。遠隔地、宇宙、危険な場所。高齢者、引きこもりもアバターをとおして社会参加が可能になる。

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総研:三菱UFJ系コンサル会社とつながる。

高橋さん:「野田論語」企画。

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「名言との対話」6月27日。金原まさ子「自己保身、我が身たいせつ、一人でコツコツ。気がついたら102歳」

金原 まさ子(きんばら まさこ、1911年2月4日 - 2017年6月27日)は、俳人

関東大震災は12歳で遭遇。49歳から句作を始める。73歳から102歳まで、句集は4冊。1970年、桂信子主催の『草苑』創刊同人、1973年、草苑しろがね賞を受賞、1979年、草苑賞を受賞。2010年、第三句集『遊戯(ゆげ)の家』を99歳で出版。2014年、句集『カルナヴァル』で第69回現代俳句協会賞特別賞を受賞。

100歳でブログを始める。100歳になって「金原まさ子百歳からのブログ」をはじめ、ほぼ毎日1句を更新。2013年2月、ブログでの発表句「エスカルゴ三匹食べて三匹嘔(は)く」などを収めた第4句集『カルナヴァル』、4月にエッセイ集『あら、もう102歳』を出版。このエッセイを面白く読んだ。以下、私の気に入った句。

「厚物や老女の化粧秘めやかに」「花合歓やひる逢ふ紅はうすくさし」「百万回死にたほ生きたし石榴食ふ」「バラ風呂に首ひとつ浮き向こうむき」「ずぶずぶと麦とろを食う星月夜」「闇汁から眼球ひとつ煮こぼれて」「金鳳花たべちらかして髑髏かな」「おっぱいに痴れ痴れて寝る赤子かな」

「カンペキは目指さず、ベストを尽くす」という主義で、「自己保身、我が身たいせつ、一人でコツコツ」生きていて、階段の上り下りは105歳10か月まで自由だった。そして106歳の充実した長寿を全うした。心身をいたわり、やりたいことをコツコツ続けることだ。年齢を忘れよう。

 

あら、もう102歳: 俳人金原まさ子の、ふしぎでゆかいな生き方

あら、もう102歳: 俳人金原まさ子の、ふしぎでゆかいな生き方