図メモ:東京MXテレビ緊急特別番組「寺島実郎の「日本再生論」-時代認識とポスト・コロナへの針路-」

東京MXテレビの 緊急特別番組「寺島実郎の日本再生論」-時代認識とポスト・コロナへの針路-。19日11時半から13時。
その内容を図メモをとりながら聴いた。以下、9枚の図メモ。

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以下、聴いた人から寄せられた感想から。

・非常に勉強になりました。欧米列強に対抗し、アジア一の強国になり、無謀にも米国に戦争を挑み、敗戦後、世界第二の経済大国を経験し、世界に先駆け、少子高齢化停滞社会に入っり、こんなに色んな事を経験した国は日本以外あまり有りません。寺島先生の最後に米国・中国の二極でなく、多くの国が参加・協力する国際社会のリーダーとしての日本の可能性に期待したいと思います。
・新コロナウィルスの猛威の分析は、非常に示唆に富む内容でした。致死率を他の要因と比較しても決して突出したものではなかった。ミクロ、マクロ、時間軸での経済分析指標を改めて見ると日本経済はじめ様々な分野の劣後感は否めない状況にあると思いました。これと違った角度で日米比較経済分析したものが金融庁のHPにあり、何故、この20年間日本の経済が劣後したのかとのデータと親和性がありました。監督官庁である金融庁から指導を受けた金融機関は、その問題意識が無くて寺島実郎さんが指摘した経営を行っていることに改めて思いました。以前は、事業性評価をして融資して企業を生み、育てるために本業支援を行ってきて現場力のある金融機関でしたが、ビックバン以降、事業性評価に目利きが効かなくなってAiでしようとしていますが、この分野では全く機能していないのが現状ではないでしょうか。その上、融資は保証会社に丸投げして有担保融資に傾斜し、収益は、外国債券、外貨建保険、仕組債等で販売手数料で稼ぐビジネスモデルへ完全に移行してしまっている。現場力のないアウトソーシング企業ではトップが現場力のない企画で経営するので、グローバルビジネスではとても勝負にならない。現場力がないリーダーは、当事者意識がない、涙を流す生身の人を相手にするマーケティングマネジメントができない。これが日本の弱点ではないだろうか。この背景には、日米貿易摩擦等の日本の金融門戸開放、郵政民営化外交問題、欧米有利型会計基準等のルールへの巻き込まれていったことも一因かもしれない。今回の自由と平等の新自由主義的経済のアメリカモデルの崩壊が新コロナで浮き彫りになった気がします。やはり米国は格差社会の問題が噴出したのではないかと思います。新コロナのニュースを日本のニュース番組、BSで世界各国ニュースを見てみると世界のリーダーが情報戦と覚悟で取り組んでいるところは、新コロナを抑え込んでこんでいる。そのいい例が、台湾。それ以外の多くの国のリーダーは、現状を甘く見て国内が増大する感染者で大混乱に陥っている。情報戦と当事者意識がないリーダーは、頓珍漢な政策をうち、感染データをごまかしたりしている現状が報告されている。日本においては、緊急事態宣言後、新宿、渋谷等は、人がまばらであるが、通勤電車は、ほぼ満員。大手町、品川等のビジネス街の8時前後は、ほとんど人が減っていない。平日の地元の商店街は、混雑している。大企業のいくつかのトップに当事者意識がなく、少ない人員で組織を回す工夫、人繰りができない。マネイジメント力の欠如でないのか。IT化、テレワーク、在宅勤務、テレビ会議等の推進ができない。その結果、感染数が増加し、特に本社に集中している東京は、感染率、致死率も数だけでなく断トツである。これは、一局集中の都市の脆弱性が出てきた。世田谷区、杉並区、港区、新宿区、目黒区等に住むのに土地が高く、感染リスクが高い場所になってしまったのではないのか。ところで便利なアプリ、NewsDigestでマップで感染場所、企業名が見ることができ身近に感じています。統計データも日本から世界の感染ランキングやら県ごとにグラフが見ることができるので定量分析ができる。より客観的に一方主観的にみることができます。ツイッターでは、発生源が動画アップあったりで多々新コロナの情報があるのでどれが本当か否かの情報の目利きが必要になってくると思いました。今、先ず自分ができることは、できる限り人に合わない。人との接触は、95%減達成。家庭内感染を引き起こさないために免疫力を上げることです。食事 食べ過ぎない。多品種。睡眠7時間、運動⇒散歩(人と距離を取って)体を温める。⇒お風呂ストレス減の為に笑い。⇒講談 神田伯山 と太田の対談。YouTube
・途中から観ました、とても興味深かったですね。最後に人間の持つ能力?美点?を大事にするって言う考え方はとてもいいと思います、でもあの寺島さんがいいますかって感じでした。日本の存在意義を語るのにGDP技能五輪という視点でみるということに少し違和感があります、もっといろんな見方が必要かなって思いました。寺島さんの関心事の象徴かもしれませんが。まずはここまで。

・コンピュータには涙はでない。最後の締めは寺島さんらしく実に感動的でした。最初からまた視聴したい!

・勉強になりました。 ありがとうございます。 自分に出来ることから始めます。

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小山田内裏公園を散策
ヨガ1本(30分)
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読書:小杉小二郎『巴里ゆらゆら』(日本経済新聞社
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「名言との対話」4月19日。中原淳一「「おしゃれな人」とは、どんな人でしょう? それは美しくありたいと思う心が、ことさらに強い人のことです」」

中原 淳一(なかはら じゅんいち、1913年大正2年)2月16日 - 1983年昭和58年)4月19日)は、日本画家ファッションデザイナー編集者イラストレーター人形作家。

昭和初期、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡。戦後1年目の1946年、独自の女性誌「それいゆ」を創刊、続いて「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などを発刊し、夢を忘れがちな時代の中で女性達に暮しもファッションも心も「美しくあれ」と幸せに生きる道筋を示してカリスマ的な憧れの存在となった。活躍の場は雑誌にとどまらず、日本のファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で時代をリードし、先駆的な存在となる。そのセンスとメッセージは現代を生きる人たちの心を捉え、新たな人気を呼んでいる。「二宮金次郎が抒情家になったのではないか」(杉浦幸雄)と言われる画風だった。

今回、別冊太陽『中原淳一のひまわり』を入手して楽しんだ。それによると、1947年1月の創刊号から1952年12月号まで67冊の「ひまわり」を刊行している。創刊時は34歳であった。誌名は27歳で開店した淳一グッズの店「ヒマワリ」にちなんでいた。中原は毎号、心を込めて表紙画を描いている。毎号のようにスターたちが誌面に登場している。越路吹雪音羽信子、八千草薫淡島千景有馬稲子久我美子高峰秀子谷桃子美空ひばり、、。北原白秋西條八十花森安治、堀文子、川端康成蕗谷虹児サトウ・ハチロー火野葦平壷井栄高英男、、、、。「今月の読書から」欄の選者は、村岡花子だ。
以下、中原淳一の言葉から。
美しくありたいと思う心が強い、おしゃれな人になるには、「どなたでも、写真に撮られたり、人が見ていると思えば、特別に気をつけますが、その心づかいをどうぞ平生も持ち続けてください」と中原はアドバイスする。スターが美しいのは人に見られているからだが、そういう心づかいを持とうというメッセージだ。緊張感である。それは男女を問わない。