「フォト川柳」の本が進行中。

 「フォト川柳」の本(川柳:不良長寿(松田俊秀)。写真:久恒啓一)の企画が進行中。100本100枚が目標。楽しみながら進めよう。

https://www.instagram.com/hisatune/

宝くじ億の細道狭き門

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この頃は自転車操業まだもつか

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新緑に二人の誓い萌えている
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https://www.instagram.com/p/CBkQifSgZsl/  噴水に夢をみている我が子かな

https://www.instagram.com/p/CCQtBydA-TP/ スーパーの値札めぐりでウォーキング

https://www.instagram.com/p/CBzp0F8AneG/カメラ手にソーシャルディスタンスいい景色

https://www.instagram.com/p/CBzp21TAhS_/  都知事選盛り上るのはネットだけ

https://www.instagram.com/p/CBEnaNUgeTG/ 丸投げをしたいができぬ五十肩

https://www.instagram.com/p/CAj2lNtAAzt/  花見まで奪ってしまう新コロナ

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「いきいき健康川柳」(東京都後期高齢者医療広域連合)

  目覚ましのベルはまだかと起きて待つ(山田宏昌)

  生きがいは何かと聞かれ「生きること」(山田和一郎)

  歩幅減り歩数が増えた万歩計(中川曙美)

週刊文春」6月11日号

  地下鉄の乗り換えできて都会人(高橋直子

  乗り換えた船もやっぱり沈んでく(佐々木直美)

  乗りこなせず乗り換えできず一つ屋根(霜田正子)

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「ZOOM革命」講座の動画の勉強。

  • レッスン型・ニコ動型・ワークショップ型。反転授業。課題動画ツール。メール配信システム。決済のしくみ。
  • プラットフォーム。チャットツール。反転動画作成のコツ。ZOOM講座の開き方。スクールタクト。録画。コミュニティデザイン。オープニング・各週の取り組み。振り返り。脱落防止。集合知

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「名言との対話」7月8日。竹村健一「マスコミが、芸能ネタなりスキャンダル事件を連日連夜、執拗に報道している時は注意しなさい」

竹村 健一(たけむら けんいち、1930年(昭和5年)4月7日 - 2019年(令和元年)7月8日)は、ジャーナリスト、政治評論家。

大阪生まれ。フルブライト奨学金制度の第1号として、アメリカ合衆国のシラキュース大学、イェール大学、ソルボンヌ大学で学ぶ。シラキュース大学大学院新聞科修了。

毎日新聞社の英語新聞「Mainichi Daily News」の記者を経て、「山陽特殊鋼」、「追手門学院大学英文科」の助教授、「拓殖大学客員教授などを務める。その後、マクルーハンのメディア論の紹介で注目され、文筆活動を開始する。

60年代後半から評論活動を本格的に行い、フジテレビ系「竹村健一の世相を斬る」の司会などを担当。日本テレビ系「世相講談」のアシスタントは現東京都知事小池百合子だ。パイプを銜えた独特な風貌や口調でも有名で、多くの芸人が物真似芸を披露している。政治や外交、経営など幅広く論じた。著書はベストセラー「マクルーハンの世界」など500冊以上ある。喋ったことをテープに録音してそれを原稿起こしをしたり、新聞の切り抜き記事を編集者にリライトさせながら大量の本を世に出した。1981年には36冊を出版するという量産ぶりだった。80歳で現役引退。89歳で死去。

この人の主張はよく聞いたし本も読んでいる。今回、2010年の80歳の時に書いた『先見力』を読んだ。余暇の過ごし方にも熱心で、仕事もしたが、遊びの達人でもあった。ホモ・ファーベル(作る人)、ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)、ホモ・サピエンス(知恵のある人)という言葉を紹介している。ヨットは20代で所有した。1000万円を20人で割り50万円で入手している。50歳でテニス(ゲーム性)を始め、57歳でスキー(スピード)、58歳でスキューバダイビング(アドエンチャー性)に取り組んでいる。旭川にスキー、麻雀、テニスのためのリゾートマンションを所有していた。

「適度に楽観的であれ」を信条とし、何ごとも60点主義であり、人の3倍生きることを目指していたそうで、この人の人生は250年以上という勘定になる。「人間の大きさはプライドに比例すると思う」という。これはプライドが大きければ人による毀誉褒貶は気にならないという意味である。

人脈は器量で決まると考えており、「自分だけの「頂上」を目指そう」として、政治家への要請は断っている。年齢によるバリアはなかったようで、年下の友人・知人に学ぶ姿勢は際立っていた。寺島実郎さんが「新経済主義宣ー政治改革論議を超えて」(「中央公論」1994年2月号)で石橋湛山賞を受賞したパーティでは「私が新しいことを言ってるとしたら、全部この人のおかげです」という正直な挨拶で驚いたことがある。

「マスコミが、芸能ネタなりスキャンダル事件を連日連夜、執拗に報道している時は注意しなさい」の言葉には「国民に知られたくない事が必ず裏で起きている。そういう時こそ、新聞の隅から隅まで目を凝らし小さな小さな記事の中から真実を探り出しなさい」と続いている。この今もなお、この教訓はそのまま生きている。

 

先見力 老いてこそ至福

先見力 老いてこそ至福

  • 作者:竹村健一
  • 発売日: 2010/05/11
  • メディア: 単行本