図解塾6回目。入門編第1期が終了。

 図解塾6回目。最終回。「私の仕事も二回目。 橘川さんも最後に登場。11月11日には「おまけ」で7回目をすることになった。

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 以下、受講生の総括。 

  • 図解塾 〜第1期を終えて〜2ヶ月間、全6回における図解塾にて学ばせて頂きました事、感謝申し上げます。最初の頃は、単純なお題を図解にして自分の頭の中を整理していくと言う事から始まり、社会問題やSDGsなど、様々な社会問題に直面し図解メモや頭の仕組みなどを学ぶことができました。後半は、皆様の今取り組まれているプロジェクトや仕事などを各々が図解にして発表すると流れの中で、普段の立場や年齢、性別を超えて客観的な立場で様々な意見が飛び交い大変、面白い場所となりました。また、知らない事を図解を通して噛み砕いて理解する学びの場ともなりました。2ヶ月を通して、1番学んだ事は単純に本を読んだり講義を聴いたりするのではなく"頭の中で図を描いて考える"と言う事だと私は感じました。例えば、テレビや論文、講義などを聞いている時にも学ばせて頂くその中のキーワードを拾う力、咀嚼して図解メモに落とす。その後に自分の頭に置き換え、再度理解するその1連の流れが"図で理解する"="図解"と言うものだと学びました。冒頭から久恒先生がおっしゃっていた通り、図解には正解はなく、自分で加えて行く事でさらにレベルを高めていくことだと思います。まさに、時代や自分のレベルと共に"進化"していくものだなと。図で表すと言う事は、自分の頭の中を他人に全て見せる事と同じかと思います。自分の持ち得る考えや語彙力をそのまま、発表する事になります。時に難しい言葉で、時には子どもにも解るように優しい言葉で。理解と学びを深めて行きたいと思います。私自身、今後も様々なプロジェクトや企画に関わっていくことが多いタイミングにおりますが、今回学んだことを活かし、更に自分の中で昇華し次に繋げていきたいと思います。また、最後になりましたが皆様の様に大変素晴らしい方とお会いできたことも私の中ではとても大きな経験です。まだまだ至らない点も多く、恥ずかしい点もありますが今後とも宜しくお願い致します。最終回に参加出来ず、発表できませんでした私の仕事の図解も皆様の物を参考させて頂いて次回にご意見頂ければと思います。第二回、それ以降も楽しみにしております。大変稀有な場にて学びを頂きました事、久恒先生に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
  • 今日もありがとうございました。私の仕事を図解して、乱立しバラバラとしていた、いろいろな作業の関係性が明確になり、立体的に見え、自分の今の考えなどが明確になり良かったです。またコメントもいただきありがとうございます。修正し進化させていきたいと思います。皆様のお仕事は、いろいろ、それぞれのお仕事内容で、興味深く楽しく聞いておりました。図解に関して、始まりを見せる、きっかけ、関係性、矢印の向き、など、描き方のポイントなども聞けて、自分の図解にも参考にしようと思いました。2週間後もどうぞよろしくお願いいたします。
  •  最終回の授業ありがとうございました。遅刻や休みが多かったこともあり、未熟なままですが、新しい考え方をインストールできた気がします。最終回の課題「私の仕事」は、自分で考えていると、うまく広がらないしまとまらないなと思っていましたが、みなさんの前で発表し、コメントをいただき、さらに図解をバージョンアップできそうです。また、久恒先生からの的確なコメントもありがたく、忘れないうちにもう一度作ってみたいと思います。また、みなさんの発表で、過去ー現在ー未来をうまく図解に入れていくと良いのかなというのを思いました。
  •  皆様の「私の仕事」の図解をみて、皆、それぞれの人生を歩いていると実感しました。久恒先生が農業社会は「死ぬか、生きるか」、工業社会は「生きられる」、そして、現在の情報社会は「生きがい」と冒頭にお話しされましたが、それを実感しました。図解塾を通じて、年齢、職業の違う多くの仲間に出会えた喜びを実感しております。図解塾は面白く、楽しいよ。
  • 今夜もありがとうございました!感じたこと、不安なこと、やってみたいことたちは記録をすることで心を落ち着かせることが出来る。でも、箇条書きで並べていくと、順序が固定されて凝り固まってしまう。書き連ねた点と点が無数の線でつながって大きな面を作り上げる。正解のない進化する脳内のアウトプット、それが図解なんだなって気付かされます。「私の仕事」へのご意見、ありがとうございました。お褒めの言葉にうれしく思ったり、新たな意見に気付きを得たり、意見に対して返す技がないことに気付いて図や思想の未熟さを認識したりと、この図解塾でないと得られなかった発見が数多くありました。図解塾を企画してくださった久恒啓一先生、第一期塾生としてお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。おまけ会も、その先も、今後ともよろしくお願いいたします。
  •  久恒先生、図解塾1期生みなさま、本日もありがとうございました。これで一区切りというのが名残惜しいですが、11/11の特別延長講義もあるとのことで、結婚記念日なのをどうするか?というのがちょっと悩ましいですが、、、猪俣さんを見倣って下準備を進めて部分的にでも出席したいと思います。これまでを含めた感想です。・「図解」は思想である 図解は自分の考えを纏め、他者に伝える技術であるだけでなく、他者との相違を明らかにし、交流と思考を深め続けていく思想そのものである、という久恒先生の第1回の言葉の奥深さを、実際の図解の演習を通じて、体感できました。・「図解」に正解はない これも非常に励まされた言葉です。終わりはなく、正解もない。自分が成長すれば図も成長する。図が成長すれば、自分も成長する。まだまだ端緒で、図解の奥深さを体感するべく、今後も、学ばせていただきたいと思います。みなさま、よろしくお願いいたします。
  • 久恒啓一先生、図解塾のみなさま。たいへんお世話になりました。ありがとうございます。以下感想です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。・仕事のなかで、図解する=思考するという習慣ができたことによって、仕事上のコミュニケーションも円滑になり、提案も通りやすくなりました。・図解塾というコミュニティのなかで、仲間の図解から自分の図の改善点を見つけることもできましたし、アドバイスをいただくこともできたので図解スキルが上がったように思います。・第二期も学びたいと考えています。ありがとうございました。
  • 図解塾有り難うございました。久恒先生ありがとうございました。一緒に受講した皆様有り難うございました。+αの受講を楽しみにしています。久しぶりに勉強して頭が疲れましたが、とても良い疲れです。こう言う疲れを楽しく感じたい人歓迎!!!
  • 昨日もありがとうございました。追加開催もありがとうございます!【感想】・図解が人それぞれなのと、そこに対するみなさんからの多様なコメント、久恒先生の視点からのコメントで視野が広がります・「私の仕事」の図はそれぞれの方の人生が凝縮されていて感動的です・図解の効果や重要性は十分に腹落ちしました・図解を書くことについてはまだまだ場数が足りず、成長している感覚も持てていません・ただ、図解塾のおかげで箇条書きに対して関係性や分類を考えたり、どのように伝えると伝わるかの感度は間違いなく上がってきています・普段接することができない幅広い年代、多様な経験をお持ちのみなさまとご一緒できてとても楽しかったです。
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大学

11時半:金先生、小西先生:リモート授業を含めた状況を聞く。

13時15分:環境省とのリモート打ち合わせ。

14時:松本先生:来年度の多摩大総研の方向。

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「名言との対話」10月28日。谷口清超「与えること多き者は、刈りとること多き者だ」

谷口 清超(たにぐち せいちょう、1919年10月23日 - 2008年10月28日)は宗教家。生長の家第2代総裁。

広島市出身。東京大学文学部を卒業。1942年、谷口雅春『生命の實相』にふれて深い信仰体験を得る。やがて生長の家創始者谷口雅春に師事。1946年、雅春の長女恵美子と結婚。以後、生長の家副総裁として日本全国はもとより海外に教えを宣布する。1985年11月、生長の家総裁の法燈を継承する。

主な著書は『正法眼蔵を読む』上・中・下巻、谷口清超新書文集全10巻。「文書伝道」をモットーとする教団のトップらしく、存命中に229冊の著書を発行している。

生長の家」は、大本教の専従活動家から離脱した谷口雅春(1893〜1985)が長年にわたる求道・精進の末に、「人間は神の子である」という悟りを得たことから始まる。今回、谷口清超『サラリーマンの精神衛生』という本を読んだ。そこから「生長の家」の教義を探ってみたい。

「人間は罪人である」という暗黒思想に対し、「人間の実相(ほんとの姿)は完全円満な神の子である」という明るい光明思想が基本である。人間は神性そのものであり、人間は神の子である。それは「古事記」に書いてある。神の子は神を求め、理想を描く。そして大生命である神様から与えられた無限の力を引き出すり神の国がやがて顕われる。日本は建国当時の「大和の理想」を実現すべきで、その理想国家建設によって地球上に絶対平和を確立することができる。日本は建国当時の「大和の理想」を実現すべきで、その理想国家建設によって地球上に絶対平和を確立することができる。

光明思想とは、いつもよい事を第一に考える生き方をである。よい事を見る人はますますよい事や素晴らしい事を創り出す。よい事をいつも心に描く人はよい人生をつくる者となる。祈りは必ず叶えられるから、第一のものを第一にしよう。

物質無し、肉体無し。いずれも現象であり、実相ではない。自由な心であればでいっさいのものに仏を見、神を見ることができる。山川草木国土悉皆成仏だ。人間は仏である。世界の宗教の教義の中心は同じで、民族によって周辺部分が違うだけであり、「神・自然・人間は、本来一体である。神道仏教キリスト教天理教大本等諸宗教はその根本においては一致するという「万教帰一」という思想を主張・布教している。

相手と同じ立場までおりていって自分も泥にまみれながら相手をひっぱりあげる。捨身の愛行によって目前の問題を解決して行くにつれて、魂の飛躍をなしとげることができる。親切、賞賛、生命を人に与えよ。与える心は悦びの源泉である「道」にかなった心をだ。人に与えたものは天の倉にたくわえられるので、必要な時には引き出せる。富と平安と幸福、貯金できるから、日々菩薩行を実行していこうではないかという思想であろう。与えることは天の倉に蓄えることであり、引き出す時には利子もついてきて、健康と幸福と繁栄を手にいれることができる。それは人間関係にもいえる。惜しみなく人を助けていれば、いつか人に助けられることがあるとよくと言われるが、それは生長の家の考え方と同じであり、納得感がある。

今日は谷口清超の本を題材に新しい宗教について考える機会を持つことができた。

 

サラリーマンの精神衛生 (谷口清超新書文集)

サラリーマンの精神衛生 (谷口清超新書文集)

  • 作者:谷口 清超
  • 発売日: 1994/11/20
  • メディア: 単行本