コロナ禍で  GAFA生活  定着す

  • 夕刻の散歩中にappleのiPhone13proでyoutubeにアップされたラジオのインタビュー番組とラジオの「聞き逃し配信」を聞く。本日、耳で聴いたのは、立花隆「自分史」、中谷宇吉郎「雪」、武田鉄矢「学び」。朝の神社への散歩とあわせて1万歩。
  • 途中のコンビニで購入した『歴史人』(ABCアーク)の「日本史の名言400」をカフェでコーヒーを飲みながら眺める。間違いを一つ発見。
  • 帰宅後、ラジオで紹介されていた著者のプロフィールをgoogleで検索し、本をamazonで注文しようとすると、新刊と古本があり、そしてkindle版があることに気づいた。なんと価格は0円だったので即ダウンロード。
  • 最近購入した防水のkindleoasisをもって風呂に入る。画面の1ページを一目で読める感覚なので、極めて速く読了。
  • 翌朝、「はてなブログ」のエッセイにその情報を使う予定。それをfacebooktwitterで拡散。
  • 週初めのメルマガ「学びの軌跡」で、ブログ記事のURLを5000人ほどの読者に配信。
  • 夜はZOOMで打ち合わせ

以上、コロナ禍で、是非はともかく、すっかり、「GAFA生活」が定着してしまった。

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今日の収穫。

浅田次郎東京新聞2月7日。古稀を迎えて。1951年生まれ。

「ちょっと落ち着いて仕事をしようと思います」「そろそろ本気を出しますよ。いいものをたくさん書きます。年を取ったら書こうと温めていた話が、けっこうあるんだ」

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今日のヒント。アドラー

結婚は対象を選ぶことではなく、自らの生き方を選ぶことである。目の前にいるパートナーと「いま」を一緒にダンスする。「わたしの幸せ」を超えた「私たちの幸せ」を築くことである。

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「名言との対話」アルフレッド・アドラー「すべての喜びもまた、対人関係の喜びである」

ルフレッド・アドラー(Alfred Adlerドイツ語発音: [alfreːt aːdlɐ]ルフレート・アドラー)、1870年2月7日 - 1937年5月28日)は、オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。

オーストリアのウイーン生まれのユダヤ人。医師として活動し、フロイトの研究グループに参加するが、後に訣別する。個人心理学会を立ち上げ、革新的な心理学者として知られる。人々はその思想を「アドラー心理学」と呼んだ。1935年にはアメリカに移住する。1937年、67歳で死去。

岸見一郎・古賀史健『幸せになる勇気』(ダイヤモンド社)を読んだ。

アドラー心理学」を哲人と青年の対話をで説明した本である。哲人は岸見一郎、青年は古賀史健であろう。前作『嫌われる勇気』で示された幸福への道のあゆみ方を示した書である。この本の中では、アドラーの思想と哲人の考え方が一緒になって説明されている。以下、わたしなりのまとめ。

  • 哲学とは永遠に歩きつづけることであり、歩みを止めて物語にすがるのが宗教だ。哲学とは、人間として幸福に生きるための知である「人間知」を愛することであり、それは生きる態度である。
  • 承認欲求にとらわれた人間は、他人の人生を生きることになる。依存である。自分の価値は自分で決める、それが自立だ。
  • すべての悩みは対人関係の悩みである。すべての喜びも、また対人関係の喜びである。人間の幸福もまた、すべて対人関係の幸福である。幸福の本質は貢献感だ。それは誰かの役に立っているという主観的な感覚である。
  • 仕事の関係は「信用」の関係であり、それは条件付きの関係。交友の関係は「信頼」の関係であり、その人自身を信じることだ。人間の価値は「どんな仕事に従事するか」によって決まるのではない。その仕事に「どのような態度で取り組むか」によって決まる。
  • 出会いを関係に発展させるには、勇気が必要だ。結婚は対象を選ぶことではなく、自らの生き方を選ぶことである。目の前にいるパートナーと「いま」を一緒にダンスする。「わたしの幸せ」を超えた「私たちの幸せ」を築くことである。自立とは自己中心性からの脱却である。人は他者を愛することによってのみ自立できる。
  • 「人間にとって幸福とはなにか?」。幸福になるためには勇気をもって第一歩を踏み出すことが必要であり、歩みを止めずに、次の一歩を踏み出さねばならない。果てしない一歩の積み重ね、それが「歩む」ということなのだ。ほんとうに試されているのは、歩み続ける勇気である。

生きる態度。第一歩を踏み出す勇気。歩みを止めない持続力。わたしを超えたわたしたちの幸せを築こうとする永遠の歩み。幸福の正体は、こういうところにある。それをアドラーから学んだ。