夜は品川の大学院で「インサイトコミュニケーション」の授業。
授業は登録者は20名となった。本日の出席者は18名。
本日のテーマは全国の新聞社の5月3日の「憲法記念日」の社説の図解と発表。朝日・毎日、、などの全国紙。北海道新聞、河北新報、東京、中日、西日本、、などのブロック紙。信濃毎日、琉球新報、秋田魁新報、、などの県紙。18新聞が対象。
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- 朝日「安倍政権と憲法 上からの改憲をはねかえす」毎日「憲法をどう論じる 国民が主導権を握ろう」読売「憲法記念日 まず改正テーマを絞り込もう」日経「憲法のどこが不備かもっと説明せよ」産経「憲法施行68年 独立と繫栄守る改正論を 世論喚起し具体案作り」北海道「きょうペ憲法記念日 平和主義の逸脱を危ぶむ」河北「揺らぐ最高法規 今こそ憲法に向き合いたい」東京「戦後70年 憲法を考える」中日「不戦兵士の声は今 戦後70年 憲法を考える」中国「憲法調査会 改正の是非 徹底論議を」西日本「憲法記念日に寄せて 政治の抜け道は許さない」琉球新報「憲法記念日 空文化を許さず 沖縄に平和主義適用を」沖縄タイムス「憲法記念日 戦争反対 血肉化しよう」秋田魁新報「憲法記念日 主権者不在の改正論だ」信濃毎日「危機の憲法 変わる自衛隊 9条の防波堤が崩れる」福井「戦後70年の憲法記念日 無関心な姿勢を改めたい」新潟日報「憲法記念日 危機にひんする基本理念」京都「憲法記念日に 平和国家の歩みを続けよう』神戸「憲法記念日に 平和や自由が揺らいでいないか」山陽「憲法記念日 地方のかたちにも目を」陸奥新報「憲法改正論議 拙速を避け国民的論議を」愛媛「憲法2015 安倍首相の姿勢 国会と国民の声を聞くべきだ」高知「憲法記念日 民主主義の原則に戻れ」
以下、出席者の感想から。翌日の朝5時までに書き込むことがマスト。全員が書きこんでくれた。
- おなじ話題について新聞社の主張が違うのと同じように、原稿を読んでいる人が違えば、見方が異なり、結果も違います。どこまで信じれば良いかは難しいですが。やはり視野を広げ、自分なりの考えを持つのが一番ですかね。
- 文章から要点を抜き出し、ゾーニング。その後エスキスと言う流れは建築的で楽しいです。しかし、新聞は嘘つきだなぁと。。不都合な真実を隠すのも嘘と同義だと思います。
- 本日も普段使っていない部分の脳にアクセスする、深いトレーニングをありがとうございました。昨日の仕事のプレゼンで、まさに図解を何度も書いて、活かして使って行いましたので、今日の学びが実学として、復習として染み込んだ感じでした。プレゼンの観点と、今日の学びから。
- 皆さんの図解を見ながら考えることが、本当に楽しかったです。同じテーマでも様々な切り口があることを実感できました。
- 本日の実技は、それぞれに選んだ新聞の憲法特集の論説を読解して図解し説明するというもので、私は毎日新聞を選んだ。これを選んだ理由は、全国紙の一般紙から選びたかったことと、朝日はその偏り方がもともと嫌いだしサンケイは難しそうといった程度である。結果として、毎日は強い主張があるわけではなく、自民党の押し付けでなければ改憲には反対しないといったものであった。そのためには、改憲の主導権を国民がもつべきなんだと。しかし、主導権を持つ方策は示されておらず、絵に描いた餅のようである。この実技の感想としては、図解にすることで、文章では解らなかった内容がかなり明解になることで、文章の中であやふやな部分も炙り出すということがわかったことと、新聞各紙で内容がかなり違うこと、図解すると頭に深く入るので、洗脳されないためには複数の違う意見を見る必要があることだ。この図解の技術が、いちいち紙に書かなくても、頭の中で明確にイメージできるようになると、かなり強力な頭脳になることだろう。
- 今日の皆さんの発表は大変参考になりました。図解入りの説明が如何に分かりやすいか良く分かりました。私自身のは理貴さき箇条書きを改善し、もう一段掘り下げてみると自分なりにもっと腹に落ちるとご指摘に沿って深めて見たいと思います。もう一つショックだったのが日経新聞の社説の主張のなさ。40年間日経新聞だけ購読していたのですが、やはり朝日なり読売のどちらかを読まなければ!と強く思いました。
- 記事の内容を読んで分析して客観的に図が描きたいです。しかし、実際に図を描いた時、つい自分の考えも入ってしまいました。まとめることのは苦手ですが、図で説明すると面白くなりました。
- 図解にすることで、読み込むことと文章に入り込んでしまうこと。新しい「読み方」を体験しました。図解をすることを前提に文章を読むと説明することを意識します。これは大きな収穫といえます。さらに、多くのプレゼンを聞くことによってリテラシーの重要さがわかりました。
- いくら注意しても、100%客観で日本の政治を分析することが難しいな〜昔、中国のテレビ放送で、首相の発言は日本全民の意見を代表すると思いましたが、特に政治に関する発言。しかも、今日の授業を通じて、特にいろんな社説観点と皆の発表が聴いたあと、考えが変わりました。やっぱりその国の政治を理解したければ、その国の一員として、その国で生活しなければならない。もし、日本の方が中国の政治と中国共産党のが知りたいなら、中国にようこそ、大歓迎❗️(^^)へへ
- 本日の刺さった言葉:「説得」ではなく「納得」させる。文章は説得の技術。図解は納得の技術。なるほど!!2分で読める文章を20倍の40分かけて図にしてみる。2分で読めば2分で忘れられるかもしれないけれども、40分かけて図にしてみると40年記憶に残り、さらに自分の意見の源の一つになるかも。大切なことは厳選して図解してみる!これ、実践してみたい、と素直に思いました。
- 今日の授業でみんなの発表を聞きました。図の書き方が様々な方法があると感じました。そして、同じことでけど、新聞社によって違う中心があることも面白かったです。先生の意見を聴いて上で、いろいろなことを勉強になりました。
- 図解にて内容意図深く知れる事の驚きと、普段読む記事が実は正解ではない事実に困惑した一時でした。図解を学ぶ目的が、沖縄の実際も学べ収穫大き講義です。広い視野の必要性を再認識しました。私の常識はまだ未常識です。
- 本日初めての受講でしたが、非常に新鮮な授業でした。文章でインプットしたものを図を使って整理をし、アウトプットする作業は難しいですが、自分の思考を整理する技法として有益だと感じました。他人を納得させる前に自分を納得させなければいけない事に気付きました。
- 同じテーマでも、立場によって、いろいろな議論を論じる記事が出てきました。皆さんが書いた図を見て、わかりやすく説明を聞いて、政治にあんまり興味が持ってない私も日本の政治について日本人の態度をもっと知りたいと思います。面白い体験でした。
- 同じ題材の社説を各新聞社で比較すると、違いがよくわかりました。佐藤優さんが、両極に位置する朝日と産経新聞を読まれているエピソードも頷けます。著者の言いたいことは何ですか?と言われる回答に慣れてしまい、その情報を自分の内側において考えようとしていなかったことも反省でした。日々やっている仕事で、実践して訓練していきます。
- しっかりとした論陣を張る!社説の図解展開で各社各様から学びました。
- 今日、初めて先生の授業を参加して凄く面白かった。視角の変換で、同じ材料で書いた新聞が違う新聞社の記者の目から見るいろんなテーマまた内容が出ました。前も時々新聞が読みますが、あんまり思考しなかった。図で自分読んだの新聞また書を説明すると凄く理解安くなれます!これから図解の魅力を もっと探したいです(^^)/~~~◆説得するのではなく、相手を納得させる図解◆全部を言わない図解コミュニケーション◆本人(相手)の知りたいことを1点に絞る図解。ニーズに1点集中。◆全体の構造と部分・細部、ポイントはココ!の魅せ方◆ファジーでは伝わらない。ロジックが通り、エモーショナルに訴えることがコツ。
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名言の暦 5月8日
命日
- 八田與一1942:大きな仕事は、30代か40代までに行わなくては駄目だ。
- 野村吉三郎1964
誕生日
- 池田芳蔵1911
- 高阪正堯1934:アメリカとは仲良く、中国とは喧嘩せず。