2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「コクリコ坂から」(企画脚本・宮崎駿、監督・宮崎吾朗)

スタジオ・ジブリの新作アニメ「コクリコ坂から」を観る。 少女漫画のさわやかな青春ドラマのアニメ化作品。企画・脚本は宮崎駿、監督は宮崎吾郎。宮崎吾郎のゲド戦記に続く二作目の作品。 東京オリンピックの前年1963年5月の横浜が舞台。学園紛争で出会うふ…

ウェイボー(新浪微博)とレンレン(人人網)--中国

中国のソーシャルメディアの代表格であるウェイボー(新浪微博)http://weibo.com/とレンレン(人人網)http://renren.com/に一週間ほどまえから参入している。 ウェイボーは中国版のツイッターで登録者は1.6億人ほど。人人網は中国版のフェイスブックで精華…

「著書を持つビジネスマン」への道を拓く

大学院「実践・出版プロジェクトマネジメント」の最終日。 この春学期に初めて登場した新規科目だ。「著書を持つビジネスマンというライフスタイルを目指しませんか」というサブタイトルがついているように、著作を書くことを目標にしている。 登録受講生が2…

師匠である元上司の舟さんと20年ぶりの会食

地域活性化マネジメントセンター運営委員会。ホームページ打ち合わせby skype。岡君来訪し中国のtwitterであるWeiboをセッティング。多摩大総研にて東北「みち」会議のメンバーと今夏の「道の駅」調査の打ち合わせ。キャリアの柴田さんと一緒に4年生の未内定…

新著「人生の道を拓く言葉130--偉業をなしとげた人々の『志』」

日本経済新聞出版社の編集者の石橋さんから、多摩センターの京王プラザホテルで、来週刊行される新著の見本をいただいた。昼食時だったので、二人で乾杯する。私にとっても思い入れの強い仕事だったが、出来栄えには満足している。表紙のデザインは斬新だ。…

生活美のデザイナー・芹沢けい介

日曜日に井の頭線の駒場東大前の「日本民芸館」で開催中の「芹沢けい介と柳悦孝」展を訪れた。この建物は三度目の訪問。近くに日本近代文学館がある、ここも一度訪れたい。 芹沢けい介(1895-1984年)。88歳。世界が模様の宝庫に見えた染色家。 東京美術学校…

「元祖ザ・クラブ」--話題は、中国高速鉄道事故、原発事故、地デジ、

多摩キャンパスで、「ビジネススクエア多摩」の運営委員会。4-6月の実績報告、問題点の解決策の議論、そして今後の展開について、以上が議題。出席者は、多摩市の鈴木課長、横倉さん、多摩信用金庫の長島さん、高山さん、多摩大総研は所長の私と松本先生。ソ…

下北沢の本多劇場で「滝沢家の内乱」を観る

下北沢の本多劇場の「滝沢家の内乱」が今日で千秋楽。この街と本多劇場は25年ぶりだ。その時は風間杜夫が主演だったが、今日も「声の出演」で出ていた。 この出し物は、「南総里見八犬伝」を書いた滝沢馬琴(加藤健一)とその息子の嫁・お路の二人が主役で、…

言葉拾い---今日の収穫

生き方とは「出処進退」に尽きる。この言葉が死語になりつつある。 己れ上手と思わば、はや下手になるの兆しとしるべし(杉田玄白) すべて人を取り育て申すこころもちは、菊好きの菊を作り候様にはいたすまじき儀にて、百姓の菜大根を作り候様に致すべきこ…

「道楽と職業」--漱石の職業観

夏目漱石の「道楽と職業」と題した講演録を読むと、示唆に富む見解がいくつも出てくる。漱石の生きた時代も大学を出た「学士」様もなかなか職業を持つことが難しかったようだ。天下の秀才の力を活用しないでいることはもったいないということから、漱石が提…

ホームゼミ内発表会で3グループが春学期の成果を発表

今日は、9時半からの学長室ミーティング、HP打ち合わせ、岡君、多摩大総研打ち合わせ、ゼミ生とキャリアの柴田さんと私の就職関係の面談、ゼミ、北辻君。19時まで。 ホームゼミでは春学期の成果についての発表会を行った。多摩焼きチーム、ヴェルディチー…

東京都・市議会議長会の研修。日総研フォーラム「日本の試練」

午後。 府中に東京自治会館という施設がある。東京都の全39市町村のためにつくられた施設で研修事業などが行われている。全市町村とは多摩地域26市3町1村と島しょ地域2町7村である。この建物には東京都の市長会、公平委員会、町村総合事務組合などが入っ…

「われは丹青によって男子たらん」--青木繁

「没後100年 青木繁展 よみがえる神話と芸術」がブリジストン美術館で始まった。 青木繁(1882-191年)代表作「海の幸」が印象に残る画家であるが、この作品を描いた20歳を少し超えた頃を頂点に28年という短く苦悩の多い人生を送ったことを知った。 画家を志…

「だ・である」から、「です・ます」へ

私の著作「図で考えれば文章がうまくなる」(PHP)を取り上げているブログを発見した。「です・ます」宣言というタイトルで、「読むも読まぬも黄泉の国--小説、マンガ、新書、雑誌、専門書などを「読んだ日記」」というブログだ。よく読んでくれているの…

「知識を知恵に変える」

日経キャリアマガジン:2001July。http://www.nikkeihr.co.jp/careerm/mook_2011v3/ 「東日本大震災を経て、日本の社会は大きな転換期を迎えています。新しい仕組みが必要とされる今、社会人大学・大学院での学びが果たす役割は大きいと考えます。本特集では…

戦略的就職対応・プロジェクトエンジニアリング・震災と日本再生

朝のテレビでは、寺島出演番組を観る。その後、親戚の初盆へ。 - 午後3時から、ワークプレースメントセミナー。 明星大・中央大・多摩大、、などの就職・キャリア関係者を対象としたセミナーが九段で行われた。 1・寺島学長の30分のミニ講演。「戦略的就職…

院「実践・出版プロジェクトマネジメント」から最初の著者が誕生か

午前から午後は、多摩キャンパスで授業とプレゼミ。夜は品川キャンパスでで大学院授業。隔週で行っている大学院「実践・出版プロジェクトマネジメント」の7回目の授業。社会人受講生が著書を持つビジネスマンになるための新しい講座なのだが、今日はゲストを…

日本のエネルギー戦略・3つの提言--寺島実郎学長

2011年春学期のリレー講座の最終回は、寺島学長の講義。 アメリカ出張報告。 エネルギーパラダイムの転換。 原子力推進でもなく、再生エネブームでもない。非在来型天然ガスのシュールガスに注目。カナダに大規模埋蔵。 アメリカは、中東で失敗し、中南米で…

遺産コレクションのシステム--パウル・クレ-展

パウル・クレー展が東京近代美術館で開催されている。クレーは日本人には人気のある画家だ。 クレー(1879-1940年)は、生涯で描いた全作品のタイトル、制作年、番号、使った材料、用いた技法を記録をしている。そのためもあって、クレーの作品は、文学、哲…

「日本の『白熱教室』に行こう!今、学びたい教授リスト」

「日経キャリアマガジン」7月12日発売号。「復興ニッポンをリードする人材になる!」の特集1「日本の「白熱教室」に行こう!今、学びたい教授リスト」に取り上げられた。 神戸大学のスター・金井先生、「日本でいちばん大切にしたい会社」で有名な法政大の…

「悪党 小沢一郎に仕えて」(石川知裕・朝日新聞出版)

「悪党 小沢一郎に仕えて」(石川知裕・朝日新聞出版)。著者の石川知裕は、、元小沢一郎秘書・衆議院議員で、政治資金規正法違反容疑で逮捕、起訴されている。 「あとがき」は2001年6月3日、菅首相の不信任案否決から一夜明けた日に書いている。謎の多い小…

「魅惑のモダニスト--蕗谷紅児展」「漱石と文人たちの書画展」

「魅惑のモダニスト--蕗谷紅児展」(そごう美術館) 「子どもたちに、未熟な果物を与えてはならないように、未熟な、いやしい絵を与えてはならない」 蕗谷紅児(1898-1979年)は新潟県新発田町出身。14歳で上京し画家を目指すが。トラブルがあり19歳の時に樺…

「はちおうじ志民塾」で「図解で発想転換-組織人から地域人へ」

「はちおうじ志民塾」で10時から15時までという長丁場の講師をつとめる。場所は多摩大八王子サテライトもあるエイビットスクエア。 テーマは「図解で発想転換--組織人から地域人へ」。受講生は25人。42歳から75歳で平均年齢は60歳前後。最初の講義の前半は「…

「図解・ドラッカー」が1年で15万部突破。電子書籍でもトップに。

「図解で身につく! ドラッカーの理論」(中経の文庫)が引き続き好調。 増刷1.5 万部が決まり、累計で15.4万部となった。2010年8月刊行だから、1年で15万部を突破したことになる。「もしドラ」によるドラッカーブームという上昇気流に乗ったということもあ…

文庫、手帳、道の駅、公務員、アニメブーム、、。

日本経済新聞出版社の石橋さんが研究室にみえて、日経ビジネス人文庫として出す「人生の道を拓く言葉130--偉業をなしとげた人々の『志』」の追加原稿とゲラの修正分を渡す。8月初旬刊行。デザインはこの分野ではトップランクの腕前という鈴木誠一さんにお…

「なんにもしらないことはよいことだ」(梅棹忠夫)

なんにもしらないことはよいことだ。自分の足であるき、自分の眼でみて、その経験から、自由にかんがえを発展させることができるからだ。知識は、あるきながらえられる。あるきながら本をよみ、よみながらかんがえ、かんがえながらあるく。これはいちばんよ…

「人物記念館の旅」から見える関東大震災

2005年から本格的に始めた私の「人物記念館の旅」も、430館を超えてきた。訪問の対象は明治・大正・昭和の近代の人物が多いのだが、1923(大正12年)の関東大震災に遭遇している人が多いことに改めて気づく。この関東大震災は多く人の人生行路に大きな影響を…

「考える人」(新潮社)が、梅棹忠夫特集

「考える人」という季刊雑誌がある。この雑誌の2011年夏号で「追悼特集 梅棹忠夫」が90ページにわたって特集されている。予約していたその雑誌が本日届いた。興味深い論考ばかりであり、梅棹フリークの私としてはじっくりと楽しみながら読み進めていきたい。…

「日本中枢の崩壊」と「真贋の洞察」

読書2冊。 「日本中枢の崩壊」(古賀茂明)日本中枢の崩壊作者: 古賀茂明出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/05/20メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 406回この商品を含むブログ (71件) を見る「真贋の洞察」(西尾幹二)真贋の洞察―保守・思想・情報・…

「地域」がテーマの日

9時:地域プロジェクト参加教員の初会合。地域ゼミは2009年11件、2010年18件、そして今年は21件を超えてきた。松本、中庭、浜田、酒井、斉藤T、片桐、久恒の各先生、事務局から高野課長、というメンバーで今後の方向などについて議論。厳しくも和やかな雰囲…