2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

静嘉堂文庫美術館。畠山記念館。太田記念美術館。

日曜日は、東京都内を駆け巡る。 静嘉堂文庫美術館。 二子玉川の世田谷区岡本の国分寺崖線の一画に4600坪の緑豊かな岡本静嘉堂緑地という庭園がある。ここは三菱の二代目・岩崎弥之助の土地であった。静嘉堂とは、弥之助の堂号で祖先の霊前への供物が立派に…

岡本太郎の圧倒的な影響力を見よ!

講義で岡本太郎を取り上げたが、若者に与える影響力は圧倒的だった。以下、学生達の反応(当日のアンケートから)。 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 岡本太郎、凄く良かったです。「エネルギーが出る方を選べ」「自分が選んだ方が正解」「自分の歌を歌おう」 先輩先生の…

人生鳥瞰図・神田古本まつり・原美術館・産業構造ビジョン

今日の授業は気分を変えて「人生鳥瞰図」に挑戦して貰った。自分を見つめる材料として提供し、自らの人生と将来の仕事を深く考える時間にした。私の考案した自分用のサインを公表したのだが、笑いにつつまれて好評だった。来週からは後半戦。昼休みは、樋口…

菊池?実記念 智美術館

若くして石炭業界に入り、腕一本で現在に換算すると数千億円の資産を築いた実業家・菊池?実(1885-1967年)は、大谷米太郎(ホテルニューオータニ建設)と南俊二(大阪造船社長)とともに「戦後の三長者」ジャーナリズムから名付けられた人物である。この人…

泉屋博古館(住友コレクション)、大倉集古館(ホテルオークラ)

このところ休みがなかったので気分転換。 年内の「人物記念館の旅」は、経営者にターゲットを絞って訪問することにした。偉大な経営者が遺した美術館が中心になるが、そういった美術館で人物をしのぶという趣向である。関東と出張を予定している関西を中心に…

「志ビジネス」を支援する産官学連携がスタート!

多摩市、多摩大学、多摩信用金庫は、多摩市における創業支援事業への連携した取り組みに関して、本日夕刻それぞれの代表者が協定を締結した。 阿部裕行多摩市長、寺島実郎多摩大学長、佐藤浩二多摩信金理事長。 多摩大学総合研究所が受託者となって、平成23…

志なき人は聖人もこれを如何ともするなし(荻生徂徠)

最近の「格言」蒐集から。 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 大切なことは、大志を抱き、それをなし遂げる技能と忍耐をもつということである。その他はいずれも重要ではない。(ゲーテ) 志ある者は事ついに成る。(「後漢書」) 志は満たすべからず。楽しみは極むべから…

「苦しみを楽しむ」−上村松園

上村松園全随筆集「青眉抄・青眉抄その後」(求龍堂)を読み終わった。上村松園は京都の美人画の女性の巨匠で、鈴木松年や幸野楳嶺の弟子になった後、竹内栖鳳(第一回文化勲章を東京の横山大観と同時に受章)に師事する。女性初の文化勲章を受章。1949年に7…

動画撮影:「ドラッカーに学ぶチームマネジメント」

朝は多摩キャンパスで講義。今日は「本物の条件」の「敵との切磋、友との琢磨」というテーマで、主に岡本太郎の人生と言葉をじっくり紹介した。岡本太郎の考え方、そして発した言葉は若者の心にズシンと響くことが確認できた。その後、九段へ。九段サテライ…

「仙がい ―禅とユーモア―」(出光美術館)

昨日22日だったが、間違えて23日に書き込んでしまいました。この内容は23日分です。 −−−− 土曜日は、品川サテライト(大学院の修士論文中間審査)と九段サテライト(インターゼミ)を渡り歩く間の時間を利用して、出光美術館を訪問した。 今やっている企画は…

11/9(火)『知的生産手帳』活用セミナー

東洋経済新報社本社ホールで「知的生産手帳」活用セミナーを行います。手帳の使い方というより、内容はライフデザインに関するもので、一生から一瞬までの時間をどのように使うかということがテーマになります。そのためのツールとして開発したのが「知的生…

コクヨ。スポーツビジネスの世界。JICA。「志」小論文審査。

9時半から九段のグランドパレスで、コクヨの担当者二人とミーティング。コクヨという会社は、「国誉」という名前から出発した会社。新しい企画の相談。11時からは、多摩大主催のメディア向けの教授陣「現代の志塾」講座の4回目。今回の講師は広瀬一郎先生で…

手帳術特集。JR東日本。野田一夫先生。

午前中に学内の仕事を済ました後、新宿へ。途中で本日発売の日経ビジネスアソシエを購入。今号は「手帳術」特集。「決定版 使い方、選び方がすべてわかる! 手帳術」と銘打っているだけあって、充実している。中に「2011 新作手帳 徹底ガイド」という企画が…

「図解で身につく! ドラッカーの理論」というテーマでの初講演

日産クリエイティブサービスでの2010年度「経営管理職研修」発表会に出席した。昨年に続き2回目。 冒頭の一時間ほど、「図解で身につく! ドラッカーの理論」というテーマで講演を行った。対象は、社長以下全役員、部門長、そして今回の発表者で、計50人ほど…

手帳=「人生の経営資源」、、最高レベルの生活を送るツール

タイムマネジメントを論ずるならば、当然のことながら「手帳」に触れざるを得ない。 私はそもそも「手帳」という言葉に問題があるように思う。手に入る帳面、の略が手帳であるが、形を言っているだけで中身について言っているわけではない。 それでは、手帳…

「移動すると人間は利口になる」

朝からずっとスケジュールが詰まっていた。以下、今日の一日。 発達障害に関する勉強会。9時。多摩キャンパス。 東京都の発達障害対策センターの女性の専門家を講師に自閉症、アスペルガーなどの発達障害者に関する知識を学ぶ。ほとんどの教員が参加。 教授…

多摩大後援会セミナーの反応

先日、多摩大学後援会で父兄に対して「多摩大の大いなる戦略」というやや大げさなタイトルで講演を行ったが、そのときの父兄の方のアンケートのまとめが届いた。大学の進もうとしている方向を父兄につかんでもらうことも大事なことだと思うので、情報提供に…

「内外景気の現状と今後の見通し」(嶋中雄二)

リレー講座の講師は三菱UFJモルガン・スタンレー証券景気循環研究所長の嶋中雄二さん。 景気の先行指標であるさまざまの業界の数字を丹念にウオッチし、現状を一言で掴み、今後を総合的に見通していくというスタイルだ。どこの統計数字を使っているかがわ…

メディカルツーリズム。医療チームマネジメント。環太平洋FTA。

九段サテライトでのメディア向けの「現代の志塾」講座の3回目は、多摩大医療リスクマネジメント研究所の真野俊樹先生。テーマは「グローバ化する医療−メディカルツーリズムとは何か」。メディアを中心に20名ほどの人が集まり、真野先生の講義を聴いた。内容…

「JR東日本」の社員研修が始まる

今年もJR東日本の社員研修を担当することになり本日から新宿本社で始まった。130名という受講生は内容からすると多すぎて、研修効果の点でやや心配がある。今回も首都圏の各駅や電力技術センター、営業、土木技術センター、車輌センター、秋田、酒田、高崎…

「偉人伝」に挑む

数年越しで取り組んできた本の原稿がようやく終わりを告げつつあります。対象とした人物を以下のように表現してみました。 松本清張:幅の広さと奥の深さと圧倒的な仕事量で時代に屹立した大小説家 森繁久彌:たゆまぬ研鑽で時代とともに成長を続け大きく花…

散歩中に見かけた花々

秋になって近くの長池公園を散歩するたびに、花の写真を撮っています。

インターゼミでの私のミニ講義−「遅咲きの偉人達」

午前中は、学部運営委員会。カリキュラム改革。クラウドへの踏みだし。 その後、人事委員会。午後は、九段サテライトでインターゼミ(社会工学研究会)の第2回目の授業。始まる前に寺島さんにいくつか報告。 最初に私のミニ講義を30分間。 二つの問いに答え…

「偉人伝」の試み−若者の心に響くのか?

今日から、偉人に学ぶ講義を本格的に開始しました。今日のテーマは「仰ぎ見る師匠」。偉人の生涯や、彼らの遺した言葉は若者を大いに感化することがよくわかりました。毎回数人に絞ってある程度詳しく説明すること、偉人の言葉をたくさん紹介すること、この…

「2010年夏の総括−世界はどう動いているか」(寺島実郎)

秋のリレー講座開始。初回の本日は、寺島実郎学長。 7/8/9の三ヶ月。米国西海岸・中東・アジア・欧州(「オランダ、、)を動いた。 進化。尺取り虫のように進んでいくべきだ。三日会わざれば刮目すべし。 1968年の英国のスエズ運河からの撤退。−米国のの進出−…

繊研新聞、生産性新聞、Rapport

最近のメディアから。 繊研新聞(ファッションビジネス専門紙)の9月30日の「時間管理」特集のインタビュー取材記事。 「人生の経営者は自分自身」というタイトルで経歴と写真付きの記事が載りました。「時間管理や手帳の使い方を考える時、テクニックに走り…

上村松園展、ウフィッツイ美術館自画像コレクション展

東京国立近代美術館で開催中の「上村松園」展。 女性初の文化勲章を貰った美人画の巨匠。美人画では、東の鏑木清方、西の上村松園とうたわれた。上村松園は、1875年生まれ。三人の師に仕え、最後は竹内栖鳳。61歳で「序の舞」を描く。これは政府買い上げとな…

図解Webのトップを秋バージョンに変更

ホームページ図解Webのデザイン変更です。http://www.hisatune.net/ 夏の入道雲バージョンから、紅葉の秋バージョンに変えました。 「更新情報」は、目立つように、右から左へ流れるようにしました。 顔写真を変更しました。 下に、新たなスペースを設け…

「久恒啓一」on Wikipedia

「ウィキペディアはオープンコンテントの百科事典です。基本方針に賛同していただけるなら、誰でも記事を編集したり新しく作成したりできます。現在、ウィキペディア日本語版には約 707,495 本の記事があります。」 この百科事典に載りました。http://ja.wik…

「2010年夏をいかに過ごしたか?」−インターゼミ開始

秋学期最初のインターゼミ。教員8名、ゼミ生30名が九段のサテライトに集合。 「2010年夏」をいかに過ごしたか?、をテーマに全員で話し合った。 まず、司会の私から、中国旅行の報告。オリンピック後の北京・万博開催中の上海、というテーマで一週間の旅の見…