2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「定年はあっても、停年はない」

林周二『研究者という職業』(東京図書)を読了。 ビジネスマン時代から、郷里の中津の横松宗先生から「研究者になりなさい」と言われていました。それがいつか実現したことになるのですが、林週二のことを書いたことをきっかけに、この本を読んでみました。…

昼間から弟と町田で痛飲。

午前に芥川比呂志の本。昼は弟と町田(鳥良)で久しぶりに痛飲。 「名言との対話」3月30日。芥川「俺が死んだら、つまらなくなるぞ」 芥川 比呂志(あくたがわ ひろし、1920年3月30日 - 1981年10月28日)は、日本の俳優、演出家。 芥川龍之介の長男。應義塾…

「大全」「日本の音」「研究者という職業」「デメケン」「天職」

午前:秘書とZOOMでの打合せ。「大全」の第2章、第3章の修正に着手。 午後:ウオーキング。喫茶で小泉文夫「日本の音」を読書。 夕刻:届いた林周二「研究者という職業」を風呂で読み始める。 夜:デメケンミーティング。 ーーーーーーーーーーーーーーーー…

俯瞰と鳥瞰。

ものごとの全体を眺めることを俯瞰と言います。高いところから鳥の目で対象をでみるという意味で鳥瞰という言葉を使うこともあります。どちらも同じ意味ですが、大局的、広い視野という感じといえばわかっていただけるでしょうか。山の上から地上の景色を眺…

日経新聞に「全集」第2巻の広告。午前はヨガと「天命」考。午後は乞田川の花見。

日経新聞に 『図解コミュニケーション全集』第2巻「技術編」の広告。 久恒啓一 図解コミュニケーション全集 2 技術編 図解コミュニケーションの技術 (コミュニティ・ブックス) 作者:久恒啓一 発売日: 2021/03/22 メディア: 単行本 朝:ヨガ。「天命」考。 午…

東京の「企業ミュージアム」から。

2005年から続けている「人物記念館の旅」は、2020年はコロナ禍で、わずか18館にとどまったものの、942館まで積み上がってきました。 当面の大目標である1000館に向けて、気分を一新し東京の「企業ミュージアム」を中心にめぐることにしたいと思います。 こう…

「〇〇」考

今年はエッセイ的な文章をときおり書くことにしています。「ライフワーク」というテーマででnoteとブログに書いた文章をならべてみました。 「名言との対話」3月23日。村松剛「私たちの心の中にも、アイヒマンはいるはずなのです」|久恒 啓一|note 『ドア…

図解塾のテーマは「日本文化」ーー「生け花。囲碁。浮世絵。神道。わび・さび。マンガ。落語」

本日の図解塾のテーマは「日本文化」でした。裏番組(田原真人さんの「出現する参加型社会」ド読書会が強力なので、参加者は少なめでしたが、その分充実した内容となりました。図解の発表と批評を行ったのは、「生け花。囲碁。浮世絵。神道。わび・さび。マ…

田原真人『出現する参加型社会』ーー「コロナパンデミックが、人類社会の新しい可能性を示した」

田原真人『出現する参加型社会』を読了。 副題の「コロナパンデミックが、人類社会の新しい可能性を示した」のとおり、愛と勇気が湧いてくる問題作です。橘川幸夫『参加型社会宣言』と連動した、今読まれるべき本。 出現する参加型社会 (未来叢書) 作者:田原…

優れた職業人に共通するキーワードを発見。

図解塾の準備中に、優れた職業人たちの共通項を発見しました。 安野光雅(画家)。樹木希林(女優)。野村萬斎(能楽師)。谷川俊太郎(詩人)。今和次郎(考現学者)。不染鉄(画家)。田中角栄(政治家)。孫正義(経営者)。宮崎正勝(歴史学者)。吉田初…

寺島実郎「世界を知る力」ーーこの10年、復興は進んだのか。中国とどう向き合うか。

寺島実郎「世界を知る力」の6回目。東京MXテレビ。 ・震災から10年:20世紀初頭の1901年は漱石もみたヴィクトリア女王の死去は「イギリスの世紀」の終りの象徴。21世紀初めの2011年9月11日は「アメリカの世紀」の終りの象徴。21世紀は「アジアの世紀」になる…

『ドアノー 音楽/パリ』展ーー「とにかくつづけるよう指示してくれたのは、ただ漠然とした予感だけだったのである」。

渋谷bunkamura美術館で開催中の『ドアノー 音楽/パリ』展。 ロベルト・ドアノー(Robert Doisneau, 1912年4月14日 - 1994年4月1日)は、フランスの写真家である。主として報道写真やファッション写真の分野で活躍した。 工芸学校で石版印刷工として後、1934…

3月は「積ん読」、4月は「精読」。

4月分の本が届いている。まだ数冊あるでしょうが、3月中は少しづつ手に取ってみましょう。読まねばならないという意味での宿題というより、楽しみという意識の方が強いように思います。新しい世界を知ることは何ものにも代えがたいところがあります。4月から…

「与謝蕪村「ぎこちない」を芸術にした画家」展ーー「 二刀流」、「独学」、「遅咲き」、「ヘタウマ」。

ユニークな企画で話題の府中市美術館で開催中の「与謝蕪村「ぎこちない」を芸術にした画家」展。企画展をみてきました。 18世紀に京で池大雅(蕪村「平安之一奇物、をしき事に候」)、伊藤若冲、丸山応挙(17歳年下。筆濯ぐ応挙が鉢に氷かな)らと絵の才能を…

図解塾の課外授業「続ける技術」第4回は「名言との対話」。

2016年1月1日から始めて、6月で2000日を迎える「名言との対話」がテーマです。2016年「命日編」、2017年「誕生日編」、2018年「平成命日編」、2019年「平成命日編2」、2020年「戦後命日編」、2021年「大正から昭和へ編(誕生日)。 職業別の名言に加えて、…

「名言との対話」:明日の図解塾・課外授業の準備。4月分の人選と本の注文。

結婚式場の寒緋桜。 4月の人選と本の注文。来月はどんな出会いがあるでしょうか。 菊竹清訓。松山幸雄。バーンスタイン。桂米丸。団伊久磨。ベティ・フォード。広中平祐。富永光行。すぎやまこういち。荒巻義雄。霍見芳浩。河原敏明。田原総一郎。団鬼六。清…

白川義員「天地創造」ーー前人未踏の写真撮影の偉業。VRChatのワールドも天地創造だ。

先日、恵比寿ガーデンプレイスの「東京都写真美術館」で白川義員写真展「永遠の日本」をみてきました。前期は「永遠の日本」(11作目写真集)、4月の後期は「天地創造」(12作目)となる。この二つの写真集で生涯のテーマ、ライフワークが完成した。 写真家…

「没後70年 南薫三」展(東京ステーションギャラリー)

企画展を少しづつまわっています。「南薫造」「白川義員」「与謝蕪村」。それぞれについて書いていきます。 ーーーーーーーーーーーーーーー 東京ステーションギャラリーで『南薫造』展をみました。 1883年生。1902年、広島県初の東京美術学校西洋学科入学し…

深呼吸学部生による五條堀孝先生へのインタビューを聴くーーチャランポラン進化論

深呼吸学部生による五條堀孝先生へのインタビューを楽しく聴きました。以下、図メモ。橘川親分の助さん、格さんの、よく準備されたインタビュー。 科学者・研究者は人と違うこと、標準とずれることが大事だ 科学者は世界を相手にして新しい生命観を提示して…

九段で寺島実郎さん。新宿でゼミOB。恵比寿で白川義員写真展。

jiturou 九段の寺島文庫で寺島実郎さんと面談。 近刊と報告書を贈呈し、近況報告と今後の計画を報告。 『図解コミュニケーション全集』第2巻。『現代世界解析講座ーー学びの軌跡』。 久恒啓一論。友人たちとの会食。「リレー講座」は貴重。 ーーーーーーーー…

東日本大震災から10年ーー「思い出を語るだけでなく前に向かおう」「全体を知ったうえで個別を語ろう」

「3・11 東日本大震災」の10周年。ラジオ日本の1時間の記念番組。寺島実郎さんの発言を追いました。 防災は基盤。対応できたか、教訓は何か、復興は進んでいるか。人口は6-7%減少、人を引き寄せる産業基盤はできているのか。 個々の県・市町村は立ち…

図解塾のテーマは「人生鳥瞰図」ーーいつも以上に熱量が高い雰囲気でした。

本日のZOOM図解塾のテーマは「人生鳥瞰図」でした。 選んだ人の自伝や伝記を読んで、その人の人生鳥瞰図を描くというやや重い課題でしたが、多くの塾生が完遂させたことに私も感動しています。 塾生が選んだ人たちは、 「伊藤若冲」「マザー・テレサ」「オー…

『全集』第2巻「技術編」:3月8日(アマゾン)、3月22日(発刊)、3月27日(日経)。

「全集」第2巻の刊行スケジュールが確定しました。 3月22日に発刊です。3月27日の日本経済新聞に広告が掲載されます。そして昨日からAmazonでも予約販売が始まりました。11日にクラウドファンディングで支援いただいた方々に発送します。 久恒啓一 図解コミ…

野田一夫先生と昼食を摂りながら、いただいた推薦文の載った『全集』第2巻を贈呈。

朝:大学でスケジュール確認。 昼:広尾の有栖川公園近くのレストランで野田一夫先生(93歳)と半年ぶりにお会いしました。昼食をご一緒し、「図解コミュニケーション全集」第2巻(推薦文をいただいた)を贈呈。 以下、表紙に使った野田先生の推薦文。 『図…

東京ステーションギャラリー。丸の内のレストラン。大河「青天を衝け!」。ZOOMでのグループ対談。

11時:東京ステーションギャラリーで「南薫造」展。 11時45分:井上勝の像を発見。長州出身。鉄道の父。鉄道庁長官。新橋停車場「鉄道歴史展示室」で見かけた人物。 12時:東京丸の内のレストラン。妹夫婦との食事会。2時間半。コロナ。緊急事態宣言下。大丈…

「ヨガができる心と体に感謝して今日も素晴らしい一日をお過ごしください」

ヨガ1時間15分。「ヨガができる心と体に感謝して今日も素晴らしい一日をお過ごしください」。いつも思うが、先生(女性)が最後に手を合わせながらいうこの言葉には勇気をもらっている。 理容院で散髪。 昨日の五條堀先生とのZOOM対談動画を入手。 課外…

「富士箱根伊豆国際学会」の五條堀孝会長(サウジアラビアから)とのZOOM対談。

富士箱根伊豆国際学会の五條堀孝会長と1時間ほどのZOOM対談を行いました。16時から1時間です。五條堀先生はサウジアラビアからの参加でした。 五條堀先生は日本の遺伝学者。現在、サウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学ディスティングイッシュト・プロフ…

ブログの連続記入6000日ーー「日記考」

ブログ「今日も生涯の一日なり」の連続記入日数が、昨日で2004年9月28日以来6000日に達しました。16年以上毎日書いていることになります。 以下、日記を書き続けた人たちーー永井荷風は38歳から79歳まで42年間日記を書いた。ローマ教皇ヨハネ23世は14歳から…

図解塾・課外授業「続ける技術」第3回。 テーマは「人物記念館の旅」。

図解塾・課外授業「続ける技術」第3回。 第1回「ライフプランの実際」、第2回「日記・ブログ」。第3回のテーマは「人物記念館の旅」。15以上年かけて935館の人物記念館をまわって得た「本物の条件」と、さまざまなエピソードを紹介。大学でやっている15回の…

こういうデザイン・装丁の本も出してみたいなあ。

松田俊秀君から贈られてきた歌集「セ・ラ・ヴィ」(本阿弥書店)。 表紙はパリのエッフェル塔を描いた小杉小次郎画伯の素敵なデザインです。「セ・ラ・ヴィ」はフランス語で「それが人生さ」と少し投げやりにとられがちの言葉ですが、著者の小笠原信之さんは…